.book(ドットブック)版 図書館とメディアの本 【電子書籍版】ず・ぼん15-3 「Enju」は、図書館システムの未来を変えていけるか 図書館管理システム開発「Project Next-L」座談会
定価:250円 + 税
ISBN978-4-7808-5007-9 C0000
電子書籍
[2010年02月刊行]
●ず・ぼん15完全版
【紙版】ず・ぼん15 横芝光町立図書館/米沢嘉博記念図書館/Enju
【電子書籍版】ず・ぼん15 横芝光町立図書館/米沢嘉博記念図書館/Enju
●ず・ぼん15の分冊
・ず・ぼん15-1 ネット利用で評価される横芝光町立図書館の現場
・ず・ぼん15-2 オープン前の米沢嘉博記念図書館に行ってきた
・ず・ぼん15-3 Enjuは、図書館システムの未来を変えていけるか
・ず・ぼん15-4 ゆらいでないか、常識の「原則」
・ず・ぼん15-5 グランドデザインが必要だ
・ず・ぼん15-6 流動することの利点・難点
・ず・ぼん15-7 今、アメリカの図書館でライブラリアンと呼ばれる職業が絶滅しつつある
・ず・ぼん15-8 続々・都立図書館はどこまで後退するのか
・ず・ぼん15-9 出版をめぐる現状と未来
内容紹介
「図書館に関わる人々が自らの手で新しい図書館管理システムを開発しよう」と、
図書館関係者が集まって立ち上げた「Project Next-L」。
このプロジェクトは何をきっかけにスタートし、現在どのような取り組みを行なっているのか。
そして将来的には、日本の図書館システムをどのように変えていきたいと考えているのか。
Project Next-Lの参加メンバー有志が、
本誌編集委員および公共図書館員からの疑問や質問への回答も交えつつ、
日本の図書館システムの現状と将来について語り合った。
*この座談会は2009年6月30日に実施しました。
目次
このドットブックは図書館とメディアの本「ず・ぼん15」の分冊版です。すべての記事を読む場合は、「ず・ぼん15 完全版」のご購入がお買い得です。
著者プロフィール
原田 隆史(ハラダ タカシ)
1960年京都府生まれ。慶應義塾大学文学部准教授。慶応義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学専攻博士課程を単位修得退学後、現職。専門は、情報検索システム、電子図書館システムの研究。近年は、オープンソース統合図書館システムの設計と作成、条例横断検索システムの作成、人間の感性に基づく児童図書検索システムの作成など、研究成果を生かして社会に役立つシステムの開発にも力をいれている。また、デジタルライブラリアン講習会などの活動を通じて図書館員に新しい技術を教える活動も行なっている。
田辺 浩介(タナベ コウスケ)
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2007年よりProject Next-LにおいてEnjuの製作を担当。
江草 由佳(エグサ ユカ)
図書館担当の研究員。
高久 雅生(タカク マサオ)
材料科学研究分野におけるデジタルライブラリサービスの研究開発に加えて、所内の専門図書館の運営に携わる。
林 賢紀(ハヤシ タカノリ)
データベース構築、Webサーバ管理、レファレンスとセンター内の一通りの業務を経験し、現在は収書管理係として目録業務のほか図書館システムの構築・運用に携わる。
笹沼 崇(ササヌマ タカシ)
http://d.hatena.ne.jp/t_rabi/
現在、ポット出版Webサイトで「朝焼けの図書館員」連載中。
http://www.pot.co.jp/asayake/