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芝居編 10090807060504030201
映画編 10090807060504030201

芝居編08●多目的な空間。というか、4畳半ふた間。

●書き手
高島琴美さん
バリアフリーシアター・
ジャパン
]  

今、新事務所への移転の準備をしています。
場所は、東武東上線の池袋から1駅の北池袋駅、徒歩3分。
住所は170−0011 東京都豊島区池袋本町1−33−10−203と、204です。

 ここは、築40年、まるで「トキワ荘」?って感じのアパートです。管理人さんは、「こんなところでいいんですか????」と疑問を感じているようでしたが、バリアフリーシアタージャパンの人は、この場所について、異口同音に「いいねえ、ここ!」。ここの2階の二つの部屋が、バリアフリーシアタージャパンの新事務所になります。どう考えても普通の4畳半よりは絶対広い、2メートル62センチ角の部屋が二つ。
 難点は、騒音です。北池袋の駅のホームの隣、ホームの横、なので。

 長い間、人が住んでいなかった部屋なので、いろいろとやることがあります。掃除、掃除、掃除……そして、リフォーム、リフォーム……。まず、床の張り換えは無事完了。
 畳をはがすときには、家のリフォームを自分でやっちゃう!という会員が、ぱぱぱっと畳を切って、運び出してくれました。そして、内装&大工のプロが、フローリングとタイルカーペットの敷きこみをボランティアでやってくれちゃいました!さすがプロは違う!仕事を見ていて、とても面白かったです。感謝感謝です。……しかし、掃除、リフォームはまだまだこれから。手伝ってくださる方、大歓迎です。

 それから、WEB上の引越し、新サイトへ移転も進めています。前のサイトもまだあって、新サイトもあります。今は、ゆるゆるとお引越しをしている状態です。こういうやり方って、あまりないのかな?よく分かりませんが、近所に引っ越すので、少しずつ荷物を移動している、みたいな感じです。
 バーチャルなことなのですが、そういう気分になります。

 一方、国土交通省に対して提唱していた二点について、なんとか反映されるメドがたってきました。法律による義務規定ではありませんが、劇場の設計にあたっては、無視できない要素になるでしょう。

 そんな中で、バリアフリーシアタージャパンの2002年度活動計画は、現在鋭意検討中です。
仕事は、
1.継続していくための組織作りとしての「運営」
2.調査研究 提唱・働きかけ、実践としての「事業」
の2本立てです。

 さて、北池袋の古いアパートの、収納棚の扉の裏、普段は見えない所だけど、ここに年表を貼ろうと思います。1999年から、40年分は書ける年表。時間を味方にしたいと思います。空間も、もちろん、多目的に使うのだけれども、時間も多目的に使いたい。そうすると、幅と奥行きが出てくると思う。
 時間と空間を多目的に使って、目標に邁進したいと思います。

   
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