スーパーモデル
2005-06-06 藤井 崇雅
●本日のお仕事
○仕事内容の反省、ブログ更新
○レインボーブックフェア出展書籍の検討
○レインボーブックフェア関連イベント検索
○レインボーブックフェア宣伝方法の検討
○参考書でお勉強
○ショップへの発送
○個人直販の発送
○ポット出版目録の為のデータ収集
○おつかい
(レインボーブックフェアのために何かをしているのはとても楽しい。どんな風にこのフェアを育てていくか考えているとわくわくしてしまう。)
ファッションモデルというのは実に大変な仕事だ。自分のスタイルを保ち、好奇の目にさらされ、完璧なものを要求される。東京で生きる、ということはファッションモデルのようだ。次々に変化していく激流の中で自分という信念にしがみつくのには相当な精神力がいる。だから、この場所でリアルなスーパーモデルを見かけることはまれである。そう考えると、今の出版社の人々は奇跡のようだ。クリーブランドというアメリカの極めて平均的で退屈な場所から、生まれ故郷の東京に帰ってきて、今まで近すぎて見えていなかったことが沢山見えるようになった。両親からも常識からも、日本の激しい競争や人間関係からも離れ、プレッシャーもほとんどゼロになった僕は自分にとても素直になっていたようだった。正直に自分のペースで日々を当たり前に過ごしてきたけれど、東京に戻ってきたら自分のかかえているあまりに沢山の荷物に気づいて唖然とした。クリーブランドとは違う種類の沢山のプレッシャー。 東京の要素も、クリーブランドの要素も、どちらも必要でどちらかが欠けていると僕はたちまち不健康になってしまう。この美しくもドライな東京で、アイスティーみたいにカランカランと涼しく自由に生きたい、と思った。ポットの人たちはそういうことに長けている。しなやかで、とても自分を知っている。
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