2006-03-06
チョコを食べてしまった!
鉄に留守番をさせていたら、隣の部屋においてあったカゴいっぱいのお菓子を食べられてしまいました。
部屋一面に、食べ散らかしたお菓子の残骸が……。
鉄のお腹をみると、ポンポコリンです。
妙に落ち着きがなく、ウロウロして、玄関の前に座りこっちをじっと見るので、ああウンチがしたいんだきっと下痢だなと思い、散歩に出ました。
すぐ出るだろうという予想に反して、結構歩いてから、排便。でも大量。そして2回目のうんち。1回めより柔らかめ。
そのあと明治公園で、草を食う、食う。
「そりゃ、お腹の調子も悪くなるよ」と思いつつ食べたいだけ食べさせて、しばらく歩いたらまたうんちのポジショニングをとるのでおお、またウンチかと思ったら、ゲロゲロ! 吐いたー。
「わあ!」と思ったら、少し位置をずらしてまたゲロゲロ!(チョコのにおいがぷーん。わー、チョコがあったんだあ。しかもピーナッツまで入ってるー)残りの紙で処理していたんだけど、紙が足りない!
そしたら、前から犬の散歩をさせていたおばあちゃんが「あらあらどうしたの?」。「留守番させているときにお菓子を大量に食べちゃったんです。それで具合悪くなっちゃったみたいで……」「あらあら、大変。これお使いになって」と紙をくれました。ああ、なんて優しい人!
そして鉄に「お菓子は食べちゃダメよ。お母さんが大変でしょ」。鉄はそのおばあちゃんのそばにより、愛嬌をふりまく。私は地べたにしゃがんで、ただひたすらゲロの始末。おばあちゃんは、最後に私が手をふくために喫茶店で出てくるようなウエットティッシュをくださいました。
別所商店のある商店街を通ってポットに戻ろうと思っただけど「もしかして、また吐くかも……」と思い、商店街はやめて、スタバのある通りを通って、階段を登って、元はなちゃんのマンションの前を通りかかったそのとき、またゲロゲロ! ゲロゲロ!
今度は、飴が入っているようなビニールの小袋が混ざってる!
死ぬんじゃないか、こいつ、ととても心配になるが、もう紙も、タオルも使い果たしてる! 拭き取るものは、何もない! しかたないので、走ってポットに戻り(逃げるんじゃありません、そうじ道具を取りに行くんですぅ、と宣言したい気持ちを抑えながら走ってます)鉄だけ置いて、私はペーパータオルとぞうきん、ビニール袋をもってまた、現場へ。
始末をしていたら、そのマンションから住人らしき女性が。
「汚しちゃってすみません」
「あら、大変、落としちゃったんですか」
(においは悪くないのですよ、チョコレートフレーバーだから)
「いえ、犬が吐いちゃったんです」
(言った直後、ああ、食べ物を落としたことにすればよかったと思ったが後の祭り)
「あら、大変ですね。大丈夫ですか」
「はい、きれいにしておきますから。すみません」どうにか始末を終え、さっき戻ってきました。鉄は、水を大量に飲み、もう寝てます。
お腹に、まだビニールが残ってるんじゃないか、心配。
チョコのことも気になって、ネットで調べたら量によっては死ぬこともあるって書いてあったもんだから焦って、近くの動物病院も併設しているペットショップに。日曜だから動物病院は休みだろうけど、もしかして医者がいるかもと思って。
そしたら、顔なじみの店員さんがいたので「これこれこうなんです」と説明したら、やはり医者はいなかったんだけど、医者に電話してくれました。
「自分で吐いて、今、これだけ元気なら大丈夫だろう」とのことにひとまず安心。念のために夜間救急に往診してくれる医者を教えてくれました。感謝感謝。
そして、一夜明けた今、鉄はとても元気です。死なせなくてよかったー。
(反省している佐藤)
2006-03-01
鉄の母と兄
鉄がウチにくる前に、面倒をみてくれていた江浪さんはじめ冨山重機の方が、鉄の産みの母(名前はクロ)とおにいちゃん(名前はボブ)の写真を送ってくれました。
鉄の母は、冨山重機の人たちからご飯はもらうけど、決して人には慣れない気骨のある野良犬(なのかな?)のようです。これまでたくさんの子どもを産んで、その仔犬たちは江浪さんのところで飼われたり、アニマルパートナー(http://www.geocities.jp/animal_partner/)の人たちが里親を探したり、なかには自動車にひかれて死んでしまった仔もいるようです。そのクロもアニマルパートナーの人たちが避妊手術をすることに成功したそうです。
鉄をひきとった時は、まさかお母さんやお兄ちゃんの写真を見る事ができるなんて思ってもいませんでした。
「ボブ、カッコイー」と私が言ったら、どれどれと写真をみにきた沢辺が「鉄のほうがカッコイーよ」と親バカ丸出しの発言をしていました。ホント親バカです。(佐藤)
鉄のお母さん クロ
鉄のお兄さん ボブ
2006-02-27
<鉄>江浪さんからのメール
鉄は、犬を保護して里親を探す活動をしている「アニマルパートナー」という動物保護団体から譲り受けました。
●アニマルパートナー
http://www.geocities.jp/animal_partner/
佐藤が鉄をもらう前に、鉄の面倒をみてくれていた冨山重機の江浪さんが、ポットの日誌をみてメールを送ってくださいました。ありがとうございます! 掲載の了解をいただいたのでご紹介します。(佐藤)
鉄君は市川市の埋立地の会社の鉄骨の下で産まれました。お母さんはクロという犬でいつも会社の前に座っていますが、ぜんぜん人になれません。(えさは食べてます)
うちにはボブという真っ黒な鉄のお兄さんがいます。鉄はいつも良い子でしたが食い意地が張っていて、特にバターは他の犬たちを押しのけても食べていました。そのおかげでまるまると太ってしまいました。
今はすっかりスマートになってうらやましい限りです。近くに行きましたら是非会いに行きたいと思っています。これからもかわいがってください。毎日の日誌を楽しみにしています
鉄の幼い頃の写真も送っていただきました。
江浪さま、冨山重機のみなさま、本当にありがとうございます。
2006-02-20
犬探し
犬を飼おうと決めたら、次は具体的な犬探しです。
まずはいろんな犬を見ようということで、那須さんにペットショップ巡りに連れて行ってもらいました。
那須さんは3軒のペットショップをセレクトしてくれました。
1軒目は、ストイックなペットショップ。
店内は白と木目調でコーディネイトされ、犬の臭いなんかまったくしません。
そしてゲージに入れられた犬を抱くことは禁止。
そう、見るだけです。
夫婦らしきカップルが経営していて、バカなこと言ったら怒られそうな感じ(まったくの想像ですよ)。
どの犬も20万円前後だったかな。
ジャックラッセルテリアがとっても可愛くて「この犬ください」と言いそうになる気持ちを抑えつつ2軒目に。
そこは、町の普通のペットショップという感じかな。
気さくなおじさんが店長で、「大型犬が飼いたいんです」と言う私に(そう、私は当初大型犬を飼おうと思っていたんです)いかに大型犬の仔犬を育てることが大変なのか教えてくれました。
そして、最後はペットショップ・コジマへ。
もう、犬、抱き放題。そして、店内は臭い。
抱くだけ抱いて、ペットショップ巡りは無事終了。
次に決めなければいけないことは、
大変さを覚悟して大型犬の仔犬を飼うか、
大人の大型犬を飼うか、
大型犬自体やめるか、です。
(佐藤)
2006-02-14
犬を飼おうと思ったのは
犬を飼おうと思ったのは、「育てたい」「運動不足解消」の2つの理由から。
「育てたい」のほうは、数年前に養子をもらうということも考えて、東京都の「養子縁組里親」制度に申請しようと思ったのだけど、書類提出の前にやめてしまった。
自分の年齢や、責任の大きさを考えると、実行には移せなかったわけです。
それで、じゃあ犬ならどうだ、と考え始めたのです。
犬には散歩がセットでついてくるので、日頃から何かしなくちゃと思っていた「運動不足」も解消できるじゃないかと。
でも、私、とりたてて犬が好きじゃなかった。
そこで、一緒に仕事をしている那須さんちのゴールデンレトリバーと一緒に過ごしてみて、飼う気になるかどうか試してみることにした。
そうしたら、自分でも意外だったけど、かわいいんだ。
そのレトリバー、ナッツは、那須さんのことが大好きで、那須さんが「おいで」と言えば、どこにいてもまっしぐらに飛んでいく。
これにやられましたぁ。
私もああなりたい、と。
で、犬を飼うことに決めたわけです。
(佐藤)