2019-03-05

3/8金 福岡のブックキューブリックでおしゃべりしませんか?

今度の金曜日、九州に行きます。福岡のブックスキューブリック箱崎店です。

ここで「九州の版元×版元ドットコム=!?  緊急ディスカッション@キューブリック箱崎店 〜ポット出版代表・沢辺均さんを迎えて」という長いタイトルのイベントがあって、それに参加します。「迎え」られちゃうんです。恥ずかしいけど。
http://bookskubrick.jp/event/3-8

資料の準備をしているんですけど、30部くらい用意してと言われてます。
21時からは、同じ場所で懇親会になります。

下に、当日持参する簡単なレジュメ(というか発言用のメモ)も貼っておきますね。

福岡近辺の方、どうぞ参加ください。一緒に飲んでおしゃべりしましょう。
あ、ただ、今ノドの炎症で、まともに声をだせません。聞きにくいですけどカンベン。

九州の版元×版元ドットコム=!?  緊急ディスカッション@キューブリック箱崎店 〜ポット出版代表・沢辺均さんを迎えて
【日時】2019 年 3 月 8 日(金)19 時〜 (*21 時〜 懇親会)
【会場】ブックスキューブリック箱崎店2階(カフェ&ギャラリーキューブリック)
【参加費】無料(懇親会のみ 3000 円)
【当日の流れ】
第1部 版元ドットコムを立ち上げた理由(約 30 分)
・版元ドットコム設立の経緯&役割&できること
・書誌情報はなぜ重要か
第2部 ディスカッション(約 1 時間半) *聞き手・野村亮+藤村興晴 ・流通問題最前線
・ネット書店のこと 〜amazon、honto を中心に
・電子書籍と POD
・「地方の本」はどこへ行く 〜あくまで実際的な問題として ・なぜポット出版は「直」を選んだのか
ほか
【ゲスト略歴】
沢辺均(さわべ・きん)…1956 年東京生まれ。ポット出版代表。1987 年にデザイン事務所を立 ち上げ、その後 1989 年にポット出版を設立。1999 年、出版社5社で版元ドットコムをつくり、 書誌・書影情報のデータベース化、ウエブサイトでの公開、書店・取次など業界各所への自動転 送、実売情報のデータベース化などに取組む。版元ドットコムは 2006 年4月に有限責任事業組 合となり、2018 年2月現在の会員社は 264 社となっている。2011〜2014 年3月、版元ドット コムから出向し、出版デジタル機構の設立に携わる。研究チーム・電書ラボ、JPO出版情報登 録センター管理委員。
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沢辺のレジュメ
第1部 版元ドットコムを立ち上げた理由(約 30 分)

●版元ドットコム設立の経緯&役割&できること
・立ち上げの理由=書誌データがネット上にない本は「存在しない」ことになる
・現在の目標=会員社の増バイ/業務効率化
・出版流通対策協議会(流対協)のネットワーク勉強会(98〜99年ころ)の結論として構想
 流対協は関与しないことにして、単独で発足
・2000年3月サイト公開 (アマゾン2000年11月/bk12000年7月事業開始)
●できること(エンジ色パンフ)
・書誌書影・ISBN番号の管理・整備・保存をクラウドで
・業界各所への書誌書影の拡散 JPRO(オレンジ色パンフ)経由/独自
・FAX送信 7,000店のFAX番号 DM送信(有料)
・ためし読み honto/楽天/セブン、、、
・書評入力 掲載情報収集=朝読毎産東経/会員社登録 メルマ
・近刊予約 現在honto
・Amazon在庫 ネット書店のカート状況の自動確認
・TRC販売データ ストックブックなどの販売データのDB化
・うれ太
・営業データ統合ツール 倉庫出庫・POSなどの統合=売上状況の確認
・openBD API配信
・開発中=発売状況確認ツール/電子書籍情報登録と取次別データ自動制作
 追求中=SRC倉庫の「間借」
●書誌情報はなぜ重要か

第2部 ディスカッション(約 1 時間半) *聞き手・野村亮+藤村興晴 ・流通問題最前線

●ネット書店のこと 〜amazon、honto を中心に
・宅配便は本当に便利なだけか? 取置
●電子書籍と POD
●「地方の本」はどこへ行く 〜あくまで実際的な問題として
●なぜポット出版は「直」を選んだのか
・表四表記 非再販/書影の利用
・新刊配本をやめる→新刊も注文で
・取次経由=ポット出版 トラビュー扱い=ポット出版プラス
・大型本・安い本/八木経由  初回注文55%の取組
 *トランスビュー扱いについては「まっ直ぐに本を売る」石橋 毅史(著)
  ISBN 978-4-908087-04-2/苦楽堂/2016-6-12