2013-02-27

カバーデザインの依頼

高橋さんに声をかけていただき、出版部がデザイン部へ、カバーデザインの依頼をするときの模様を見学しました。
ポットには、出版部とデザイン部、それに編プロ部がまさしく「同居」しています。そのため、出版部が発行する単行本のカバーデザインを、デザイン部に依頼するということが、日常的に行われているのです。
普段は気の置けないやり取りをしているのですが、こと仕事に際しては、きちんと会議の場をもうけます。言葉遣いや話し方も「仕事人」が「仕事人」に対する時のそれで、カッコイイなぁと思って聞いていました。
その、カッコイイ会議の概要を以下に記録しておきます。

【出版部から、依頼にあたって伝えた、本の概要】
・ジャンル
・体裁(ページ数、右綴じかor左綴じ、値段など)
・読者のターゲット層
・自分がイメージしている、カバー案
・著者がイメージしている、カバー案

【デザイン部から出された質問】
・カバーに起用された人物の、知名度はどれくらいか
・店内の写真がカバーに使われようとしているが、平気なのか
・著者の肖像をカバーに用いても大丈夫か

三十分ほどの会議で、今回私に理解出来たのは、この程度でした。次回からは、どうやってお互いに意思疎通をはかっているのか……すなわち、出版部はいかにして頭の中のイメージをうまく言語化し、デザイン部は言語化され切らなかった部分にまで、いかにして想像力を及ばせ、新しいイメージを自分の中に構築するのか……ということにも思いを馳せながら、見学させて貰いたいなぁと思っています。

ところで、先日はついに沢辺社長にお会いすること適いました!本の中、またはパソコンの画面の中でしか、お顔を見た事がありませんでしたので、未だ「有名人に会えた!」という、フワフワした感覚が抜けません。
そして本日は、青弓社の矢野さんにもお会いしました。私の名前を覚えて下さっていて、とても嬉しかったです。書籍の《社内直販》も体験させて貰いました。

この日誌が、いろんな方に読んで頂けていると思うと、嬉しいです。どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。