2011-08-02
『とらばーゆ』37号・クッキングの原稿 by 下関マグロ
あーあー。
『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』の担当編集の大田です。
4月にWEB連載をまとめた単行本を発売しましたが、まだ終わりではありません。
連載の中に登場する、トロさん、マグロさんがまだ駆け出しだった頃に書いた原稿が発掘されましたので、こっそり公開してしまいます。
今回は、1985年頃、マグロさんが『とらばーゆ』の料理コーナーに書いた原稿。
この原稿料が、当時5,000円だったそうで、今の原稿の相場と比べると……高いですよね??
しかも元は読者の投稿ハガキで、採用された読者にも謝礼が支払われていたそうです。
景気よかったんですねえ。
とらばーゆ 37号 クッキング
仕事をもっていると、あわただしい朝やつかれて帰ってきたときなど食卓がさびしくなってしまうことがありますよね。そんな場合にカンタンな材料ですぐ出来るおそうざいを三品ご紹介します。
(1)「ほうれん草の納豆あえ」
ほうれん草は塩ゆでし、適当な長さに切って水気をしぼっておきます。納豆を細かく刻んでから、ほうれん草とよくあえます。おしょうゆをかけていただきますが、小皿に盛ってからしをそえると色どりもきれいですよ。納豆は冷凍しておくと刻みやすくなりますが、市販のひきわり納豆をつかってもいいですね。
(2)「大根とツナのサラダ」
大根とニンジンを千切りし、軽く塩もみした後、冷水でさらしザルにあげます。油切りしたツナと大根、ニンジンを混ぜあわせて出来上がり。もし大葉があれば刻んでいれてみてください。一層おいしくなりますよ。酢をきかせたワサビじょうゆがよくあいます。
(3)「キャベツとコンビ-フいため」
ざく切りにしたキャベツをサラダ油でいため、しんなりしてきたところでコンビ-フをほぐしながらいれます。味つけは塩かしょうゆ少々でOK。
三品いっぺんに作っても30分ほどで出来ますから、ぜひ一度試してみてください。
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以上です。ピュアですね!
『とらばーゆ』でのライター仕事については、初めてのライター仕事 [下関マグロ 第15回]などに詳しく書かれています。
WEB連載には掲載していない貴重な写真も収録した単行本『昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』は、全国の書店、オンライン書店でご購入いただけます。
次回は『ボブスキー』の原稿を公開しまーす。