日本評論社『特異点のこころえ』●デザインの仕事
2019-05-27 山田 信也
日本評論社『特異点のこころえ』のカバーデザインを担当しました。
特異点とは、図形の中のほかとは違っている点のことだそうです。
カバーのモチーフは本文中の図版を着色・加工しています。
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日本評論社『特異点のこころえ』のカバーデザインを担当しました。
特異点とは、図形の中のほかとは違っている点のことだそうです。
カバーのモチーフは本文中の図版を着色・加工しています。
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数学セミナー6月号は、アナログゲームの連載コーナーのレイアウトなどをやりました。
「ナンバーナイン」というゲームのコマはポリオミノ(正方形をいくつかつなぎあわせた形)になっているというつながりで、もう4-5年前ですがポリオミノの本のカバーデザインもやったことがありました。
巻頭の「COFFEE BREAK」の結城浩さんの自分の理解に関心を持つ、というお話、興味深く読みました。前編ということで、続きは…12月号! 待ち遠しいです。
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中公新書4月の新刊の帯をつくりました。
『日本の地方政府』曽我謙悟
『アジア近現代史』岩崎育夫
『カラー版 虫や鳥が見ている世界—紫外線写真が明かす生存戦略』浅間 茂
『食の実験場アメリカ』鈴木 透
『平成金融史』西野智彦
『カラー版 虫や鳥が見ている世界—紫外線写真が明かす生存戦略』は紫外線写真を使って人間に見えないものが虫や鳥にはどう見えているか、それをどう利用しているのか、考察していて面白そうです。
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日本評論社『数理物理学の風景』カバーデザインを担当しました。本文は三美印刷さんで TeX 組版だったので、部の扉と章見出しの部分だけ作りました。
カバーの表一の模様は、ひまわりの種の配列パターンで2種類のらせんからできています。
主な使用書体
カバー・帯 A1明朝
カバー
[用紙●コート]
[3C プロセスK+プロセスC+プロセスM]
[加工●マットPP]
帯
[用紙●コート]
[1C TOYO10436]
[加工●なし]
表紙
[用紙●パミス]
[1C TOYO10984]
[加工●なし]
別丁扉
[用紙●クリーム白孔雀]
[1C TOYO10436]
[加工●なし]
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日本評論社『AIにできること、できないこと』のカバーデザインと本文フォーマットデザインを担当しました。AI技術者の著者が、一般読者向けにAI技術の現状や動向、ビジネスでの活用事例などを平易に解説します。専門家向けではないので、全体にやさしめのトーンで制作しました。
カバー
用紙●コート
印刷●3C スミ+TOYO 10067
加工●グロスPP
表紙
用紙● シルビーヌ・ペッカー・ホワイト
印刷●1C TOYO10117
加工●なし
[判型・製本]
四六判・並製
[基本段組み]
43字17行 13.5Q行送り22.5H
[主な書体]
本文 精興社書体
見出し ゴシックMB101-DB
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はずかしながら、スタジオ・ポットのサイトとは別に、自分の制作事例サイトとブログサイトを開設しました。一応会社には公認(黙認?)していただいている個人運営のサイトです。制作事例はポットの日誌のデザインの仕事にも引き続き掲載していきます。
制作事例のサイトは、Adobe Creative Cloud の契約があるとプランの中にふくまれる(=追加料金のかからない)、Adobe Portofolioという仕組みを利用してつくりました。複数のテンプレートが用意されていて、ブラウザ上のオンラインエディターでページを編集できるようになっていて、割と簡単にポートフォリオが作れるようになっています。また、同じく Adobe が運営している SNS である Behance とも相互に同期できるようになっています。Adobe に囲い込まれてる感。
ブログの方はレンタルサーバーに Wordpress ですが、いまどきはサーバーをかりたら、管理サイトからボタンひとつで Wordpress がインストールできるようになっていて、こちらも専門知識なしでもサイトを構築することができました。こちらでは、ブックデザインの基礎知識やDTPアプリの使い方をまとめたりカバーデザインで使った用紙の紹介などの記事をすこしづつ書いていきたいと考えています。自分用の備忘録としても、理想は、もしうちに新人さんがいたら(いないけど)基本事項はあれをおさらいしといてっていって研修的につかえるくらい内容が充実できればいいと思ってます。
どちらもまだまだ記事がすこししかありませんががよろしければのぞいてみてください。
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青弓社『刺し身とジンギスカン』ブックデザインと本文組版をやりました。
刺し身やジンギスカンといった料理について、昔の主婦向けの雑誌の記述に基づいて俗説を検証し、実際の歴史的変遷を調査する内容です。
[印刷仕様]
カバー
用紙●ファーストヴィンテージ・オーク/四六判/Y/103kg
印刷●2C スミ+TOYO 10067
加工●マットPP
表紙
用紙●ビオトープGA-FS・アンバーレッド/四六判/Y/210kg
印刷●1C スミ
加工●なし
見返し
用紙●里紙・すぎ/四六判/Y/100kg
Adobe の Web ポートフォリオ作成サービス Adobe Portfolio と同じく Adobe の SNS・Behance でも自分のページを作ってみました。
同じようなものですがよかったらそちらも見てください。
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中公新書3月の新刊は、
2532『シンクタンクとは何か』船橋洋一 著
2533『古代日中関係史』河上麻由子 著
2534『漢字の字形』落合淳思 著
2535『事大主義—日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」』室井康成 著
2536『天皇の装束』近藤好和 著
の5点です。
今月も帯を作りました。2色のものは特色TOYO10514です。
『天皇の装束』の表1の写真は30年前の平成の即位式のものだそうです。
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数学セミナーは、4月号から新年度です。特集は「大学数学のキーポイント」で大学新入生向けの大学数学のオリエンみたいです。
レギュラーコーナーもタイトル周りなどマイナーチェンジし、いくつか新連載コーナーもスタートしています。
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中公新書の帯。
2月刊行は
『大統領とハリウッド』村田晃嗣
『三条実美』内藤一成
『ナポレオン四代』野村啓介
『日本鉄道史 昭和戦後・平成篇』老川慶喜
『火付盗賊改』高橋義夫
の5点です。
今月は写真・イラストの使用が多めでした。
『火付盗賊改』のイラストは塩谷博明さんの描き下ろしです。
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数学セミナー3月号。今月はインタビュー連載のレイアウトをしました。
建築家の松川昌平さんの記事で、数学やプログラムで部屋割りを自動生成させたり東京オリンピックのエンブレムのような菱形を並べたパターンを生成するソフトの話などが出てきます。
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昨年の『田原俊彦論』に続いて(?)『沢田研二大研究』のカバーデザインを担当しました。
カバー写真の帽子は著者の所有物、撮影は小泉賢一郎さんです。
印刷仕様
カバー
用紙●コート/四六判/Y/110kg
印刷●2C スミ+TOYO 11049
加工●グロスPP
表紙
用紙●NTラシャ・タバコ/四六判/Y/210kg
印刷●1C スミ
加工●なし
見返し
用紙●NTラシャ・えんじ/四六判/Y/100kg
印刷●なし
加工●なし
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中公新書2019年1月の新刊の帯です。
今月は
『リバタリアニズム』渡辺 靖
『古代オリエントの神々』小林登志子
『歌仙はすごい』辻原 登・永田和宏・長谷川 櫂
『硫黄島』石原 俊
『源 頼朝』元木泰雄
の5点です。
『リバタリアニズム』『古代オリエントの神々』『硫黄島』の三冊はスミと特色TOYO10462の2色刷りです。
『歌仙はすごい』の写真のトリミングの外側に、以前中公新書などでお世話になった編集者さんが写り込んでいて懐かしい気持ちになりました。
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青弓社『スポーツまちづくりの教科書』
ブックデザイン・本文組版をやりました。
まちづくりCUBEの図版も作りました。
カバー写真は3×3.EXE PREMIER(クロススポーツマーケティング株式会社)提供です。
印刷仕様
カバー
用紙●OKミューズガリバーグロスCoC・ハイホワイト/四六判/Y/110kg
印刷●プロセス4C
加工●グロスPP
表紙
用紙●ジェラードGA・ホワイト/四六判/Y/210kg
印刷●1C TOYO 10121
加工●なし
見返し
用紙●マーメイド・あさぎ/四六判/Y/110kg
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数学セミナー2019年1月号です。
特集は、「国際数学者会議2018」で色々な数学賞の受賞者の紹介記事が掲載されています。
インタビューのコーナーは、数セミの長年組版と印刷をされている精興社の数式組版チームの方々の興味深いお話です。
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中公新書2018年12月の新刊の帯です。
2517『承久の乱』坂井孝一
2518『オスマン帝国』小笠原弘幸
2519『安楽死・尊厳死の現在』松田 純
2520『気象予報と防災―予報官の道』永澤義嗣
2521『老いと記憶』増本康平
『応仁の乱』『観応の擾乱』に続く乱シリーズ?『承久の乱』が登場です。
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『日本のゲイ・エロティック・アートVOL.3』、基本のデザインはVOL.1、VOL.2を踏襲ですが、VOL.2が出てからも12年ほど経っており、当時とは制作環境は変わっているため、本文組版データは現在の環境に合わせて作り直しています。
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