2007-11-06

いただいたご本『社会の不思議』

shakai.jpg最近、伏見の周囲では「大ちゃん」ファンが急増中!

「だいちゃん」とはかの社会学者、橋爪大三郎先生のこと。該博で重厚な理論派といったイメージの橋爪先生だが、実はおもしろキャラ(失礼)だということが一部で知られていて、「大ちゃんって歩くウィキペディアみたい」「大ちゃんの講演なしでは生きられない」「大ちゃんの話しってバロック音楽のようで官能的!」などとマニアが悶絶寸前の声を寄せている(どこに)。

そんなところに出版されたこの新刊は、大ちゃんが小学校へ出かけていって、小学生たちの質問にぶっつけ本番で答えたライブ集だという。イラストには大ちゃんキャラまで作られていて(右下)マニアにはたまらない一冊だ。もちろん小学生向けのものながら、社会について本質的な問題を語っているので、大人が読んでも面白いこと請け合い!
 
sensei01.gifコピーは「先生の答えは、ぼくの予想を超えていました」。

「社会には、きまりがあります。でもこのきまりは誰かが決めたものではありません。気がついたら、そうなっていたのです。」

● 橋爪大三郎『誰が決めたの? 社会の不思議』(朝日出版社) 1500円+税