2005-09-28

ビル緑化に取り組む某企業が買いらしい

先週、8/24に開業した「つくばエクスプレス」に乗りました。秋葉原駅から、祖母の家がある青井駅(足立区)まで。青井の商店街は、さびれて久しいのですが、相変わらず元気なかったです。「祝・つくばエクスプレス開業」の横断幕が、さらに寂しさを増長していたような。
さて、つくばエクスプレスはどうでもよくて、祖母の株式ノートがおもしろかった。79歳の祖母は、年金と農業と株で食べています。先週はじめて株式ノートを見せてもらいましたが、「株式市場新聞」の切り抜きと細かい数字メモなどで埋められていて、や、すごいなと。
「おばあちゃん、これを表計算ソフトでやれば、グラフ化できるよ」などと話したのですが、あんまり伝わらなかったようで、逆に、「四季報を読みな。世の中の動きが分かるよ」と説教されたり、マザーズとヘラクレスの違いなどを教えてもらったりしました。

ところで、「Mothers」って、Market of the high-growth and emerging stocksの略なんですね。誰が考えたのか、おもしろい。略称が恣意的なローマ字にならずに「母(たち)」というそれ自体意味をもった語句になっている。
以下は、取次さんのオンラインシステムの名前です。

●NOCS(のっくす/日販オンライン・コミュニケーションシステム/Nippan Online Communication System)
●TONETS(とーねっつ/東販総合オンライン・ネットワーク・システム/Tohan Online Network System)
●OPAS(おーぱす/大阪屋出版流通システム/Osakaya Publication Communication System)
●KINS(きんす/栗田情報通信ネットワークシステム)

ちょっと、ひねりがないかなと。

出版流通合理化構想の検証』発売間近(10/5発売)です。
ISBNおよび日本図書コードを詳細に追った本ですが、上にある取次各社のシステムの話も出てきますし、日本図書コードを素材にして、現在までの出版界の有り様にも言及した本です。