2018-06-25
Indesignのテキスト選択範囲を変えるときの挙動
Indesignでテキストを選択している時、shift+クリックで現在の選択範囲を増やしたり減らしたりすることが出来ます。
選択範囲を増やす時は、shift+クリックした位置まで前か後ろに選択範囲を増やします。
何気なく使っていましたが、動作をまとめてみました。
10文字選択した状態(上)で、20文字目のところでshift+クリックすると20文字選択(左下)、さらに30文字目のところをshift+クリックで30文字選択(右下)。
反対方向でも同様。10文字選択(左)と手前に10文字追加し20文字選択(右)。
10文字選択した状態から、一度20文字目をshift+クリックした後、10文字手前shift+クリックする場合、shiftキーを一回離してからやると普通に、10文字手前から20文字目までの30文字を選択する(左)が、shiftキーを押しっぱなしでやると、選択範囲が反転して10文字手前から10文字選択になる(右)。
以上が範囲を増やす方。
範囲を減らす方はちょっとわかりにくいところがあって最後まで解明できなかったのですが。。
20文字選択した状態(上)から、その選択範囲内でshift+クリックすると、選択範囲を減らします。
7文字目でshift+クリックすると、カーソルより後ろの13文字を選択した状態(左下)、11文字目でshift+クリックすると、カーソルより前の11文字を選択した状態(右下)になります。
shift+クリックで入ったカーソルで選択部分を二分して、より多い方の部分を選択するというのが基本動作の様に思えるのですが、、
ぴったり半分の10文字目でshift+クリックした場合は、カーソルより前だったり後だったり安定せず、よくわかりませんでした。
また時々、半分より少ない方の部分の方が選択されるときもあり、選択範囲を減らす前の元々の選択範囲が、ドラッグで作ったものか、全選択で作ったものか、shift+クリックで作ったものかによって影響がありそうな気もするのですが、同じ様にやった(はず)なのに結果が違ったりして、結局、「カーソルで選択部分を二分して、より多い方の部分を選択する」ように動作することが一番多そうというところまでで正確な動作は解明できませんでした。
おもしろいですね。
一度shiftを離してから再度押してクリックする場合の挙動は初めてしりました。
基本的にはInDesignだけでなく、MacOSのテキスト選択時に共通のように思いますが、最後の「ちょうど半々だった場合」の挙動はInDesignに特有のようですね。
どうも、クリックする位置が文字と文字の間ピッタリよりやや前であると後半を、やや後ろであると前半を選択するような。