2015-04-24

新しく教えてもらう作業が多い1日でした。

最近は教えてもらったことを繰り返す、反復するお仕事が多かったのでそう感じたのかもしれません。

まずは新規開店する書店の注文処理。

他の注文書と枚数やフォーマットが違うので、「頭紙と発注書は大村紙業の倉庫に送る」とか、「出品依頼・回答書はFAXする」とか、一から全て教わりました。

注文処理については昨日も日誌に書きましたが、他の注文処理と混同しないように逐一メモを振り返るようにしたいと思います。

2つ目の新しい作業は、ポットのサイトやAmazonに掲載される書誌情報(目次やあとがき)と内容紹介を作成することです。

今回、『群像の時代』の打ち合わせやファクトに関わらせてもらったため、内容紹介も書いてみることになったのですが、いざ書こうとしても何を書いていいか分からず……。

過去にポットから出た本の紹介文や『群像の時代』の本文を読みつつ、探り探りで書き進めました。

私が書いたものは那須さんにチェックをしてもらったのですが、紹介文を伝えなければいけない概要の部分は掴めていたみたいで一安心です。

ただ同時に、本の内容だけでなくどんな人が書いたのかという情報や、タイトルの意味も盛り込んだ方が分かりやすいという、私が書いた紹介文に不足していた要素も教えてもらいました。

次任せてもらえるのがいつかは分かりませんが、「本の内容」「著者の紹介」「タイトルの意味」の3点を初めから入れ込んだ紹介文が手早く書けるように成長していきたいと思います。

また、書誌情報と内容紹介を基にして、書店へ送るFAXを作る作業は見学させてもらいました。

この作業にはあまり時間を掛けないのが鉄則らしいのですが、書影とのバランスを取りつつ、目を引く文章をレイアウトしていく行程、今の自分には素早くできそうもありません……。

美的センスに自信が無いので、そちらの感覚はゆっくり少しずつ磨いていきつつ、とりあえずはcommandキーの有効な使い方を覚えることから始めることにします……。

そして1つ感じたのは、ここで大切になってくるのも「客観性」だということです。

広い視野を持つことは編集のどんな仕事をする上でも(違う業種・職種においてもそうなのでしょうが)ポイントになってくるんですね。

私も今の目の前しか見えない状態から徐々に意識を外に向け、シマウマ並みの視野を持つことを目標にしようと心に決めました。