2014-09-08
インターンシップ6日目
二週間目に突入しました、インターンシップ6日目です。
今日は午前中、Excelづくりとポットのデータ管理について沢辺さんに教えてもらっていました。
また、空いた時間に分厚い紙見本の本を触りまくっていました。
紙によって色や手触りや厚みが違うものがあり、写真や文字の写り方が違うことは何となく知っていたし、分かりやすいですが、今日私はむしろ何が違うのか分からない紙がいくつもあったことに驚きました。
日頃紙を意識していないし慣れていないからこそ、違いが分からなかっただけだとは思いますが、厚みや質感の分かりづらい程の細かな違いはそんなに重要なのかと思ってしまうくらいです。また、その紙の違いを編集者やデザイナーは気にしているかもしれませんが、読者はどれ程の興味を持って接しているのだろうかと考えると、ここまで多種多様過ぎなくても…とさえ思いました(デザイナーや編集の人に怒られそう)。
午後は、私のゼミの先生でもある、専修大学の植村八潮教授へのインタビューとポット出版で企画が練られている地域新聞の会議に同席させて頂きました。
植村さんへのインタビューはアーカイブ宣言の書籍に向けてのもので、内容もアーカイブ化についてのものでした。
いつもマシンガントークの植村節は今日も健在で圧倒されましたが、あのオタクっぽい語り口調で発せられる、雑学の数々はやはり面白かったです。
出版物の保存の重要性や、ナショナルでそれをやると保存されるものが限られてくること(春画などが対象とならないこと)や、それでもやっぱりナショナルでなされるべきだということ、納本制度は「義務!!」であること、納本と電子(データ)納本と電子書籍納本の違いについてなど…
時々理解不足過ぎてついていけないようなことも多々ありましたが、出版物の保存についてとても勉強になりました。
こういうことは、ずっと読者の側にいてはなかなか考える機会が無いようなことなので、とても良い経験になりました。また、もっと勉強しなければならないな、とも強く思いました。
インターンはあと一週間もありません。会議はとくに刺激的で勉強になりますし、普段経験できないことの一つです。
そういうことに沢山触れさせてくれていることに感謝しながら、もう少し頑張ります。