2011-06-30

あなたもひとつ「ねんねこりん」

ああ今日は書きたい事がいっぱいあって、長くなるかもしれません。

ポット出版7月刊2冊の怒濤の入稿作業がつづいています。

1冊は「日本発! 世界を変えるエコ技術」
日本の未来、科学の未来をになうエコ技術開発の最先端を、レポートした一冊です。
著者山路達也氏の前書きより抜粋してみます。
──今の科学技術には何ができ、何ができないのかを知ること。そして、科学技術のもたらす新しい可能性について、想像をめぐらしてみること。迂遠なようですが、一般人の科学への関心が研究への投資を促し、政策を変え、結果的にイノベーションを促進するのではないでしょうか。──
いまだからこそ一人でも多くの人に届いてほしい本です。予約を開始しました。

2冊目は「正しい貧乏青年の食卓」(ライノ曽木著)。
1日前は科学のアタマであったのに、その翌日は、ま反対というべきか、
取り上げたレシピのばかばかしさに笑いながら作業した本です。
くだらなくて面白い、そんな本もまたときには読みたくなるもんです。
一両日中にこちらも予約開始はじめます。お楽しみに〜。

さて、本題の「ねんねこりん」の登場です。

これは私の友人、釘村千夜子さんが、助産士という仕事をしていくなかで開発した、いわば抱っこ布です。
もともとアフリカやアジアのお母さんたちが赤ちゃんを抱っこするために使っていた一枚布の抱っこ帯からヒントを得て作ったのがねんねこりんのはじまり。改良に改良を加え、頼まれて作って配っているうちに、みんなから後押しされ、特許を取得し、商品化したそうです。
いやーこれがすごくいいんです!
世には、スリングという布もいろいろ出ていますが、
「ねんねこりん」のすごいところは、布がジャバラ式の構造で、それが均等加重につながり、赤ちゃんを長時間抱っこしていても肩への負担をさほど感じないというもの。
「赤ちゃんだけじゃなくて、重い荷物ももてるし、犬も抱っこできるし、寒いときには洋服がわりにもなるし、多目的スリングだよ〜」という千夜子さんの説明を受け、さっそく試着。
いやいやそのすぐれものに惚れ込みました。
さっそく一枚購入し、社内でデモンストレーション営業してみました。

その実験のひとつが、先週鉄すず日誌でも紹介されましたが、
①犬をいれてみた。
すずちゃん13kg。すず母のコメント「いやーラクラク! こりゃいいわ」
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すずちゃん、気持ちよさそー。よしよし。

さて、お次は
②5ヶ月の赤ん坊をいれてみた。
こつぼはる10kg(ちょっといい加減)。
こつぼのコメント「ああ、楽ですねえ。おしゃれ感あるし。いいかも。これでひもの調節とかできればいいんだけどなあ」なるほど!
はるのコメント「……」

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そしてさらに
③辞書を入れてみた。
広辞苑、漢和辞典など6冊(重さはかるの忘れた)
モデル和田「ああ、全然重くない!」(ほんとにそうなんです! びっくりするくらい重さを感じない)

__________________3.jpg持った辞書__________________4.jpg

こんなこともできる。
④クーラーで冷えたので羽織ってみた。
モデル和田「こんなに広がるんですね。お尻まですっぽり〜」
(冷え性なあなたにぴったり)

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自転車野郎にも登場してもらいましょう。
⑤カバンがわりに持ってみた。
モデル大田(自転車野郎)「もう少し肩幅が狭いほうがいいにゃあ」
(何かと文句をつけるやつだ。しかし、実は幅せまもあるらしい)

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疎開児童のようだな。

というわけで、こんなにさまざまな用途に使える万能ねんねこりん。
興味を持たれた方は、ぜひHPをごらんください。
「ねんねこりん」←クリックしてね。