2011-01-19

コロポックルがいっぱい

突然ですが、アイヌの伝承に「コロポックル」というこびとがいます。
北海道ではかなりポピュラーな存在で、実在のものというよりは
なにか超自然的な、妖精や精霊のようなものという認識が一般的です。
沖縄でいうキジムナーみたいなものでしょうか?
アイヌ語でのおおもとの意味は、「蕗の葉の下の人」だそうで。

そして、自分の知らないうちに誰かが何かをやってくれていることを、
「コロポックルがやってくれた!」といいます(少なくとも私の地元では!)。

つまり何が言いたいかというと、ポットにはコロポックルがいっぱいいるということです。
たとえば、今日は1月の人の誕生会で、
沢辺さんのポケットマネーでキルフェボンのケーキが2つもふるまわれました。
(すっごくすっごくおいしかったです!沢辺さんありがとうございました)
テーブルを片付けて、お皿とフォークを出して、コーヒーを用意して、
洗い物が増えるであろうシンクを今のうち片付けておいて、
ケーキを切って・・・などなど、さまざまなお仕事が発生するわけですが、
みんながキレイに役割分担して、できる仕事を探して、事がスムーズに運ぶという!
まるでたくさんのコロポックルがテキパキと働いているようでした。
どんくさい自分がイヤになったけど!

今日だけじゃなくて、たとえばコーヒーがいつの間にか補充されてるとか、
洗い物がなぜか片付いているとか、ゴミをまとめている時にゴミ箱が1カ所に集合しているとか
気づいた人が、気づいたときに何かをしてくれています。
とっても素晴らしい、ありがたいことです。
こういうことを自然にしてくれるって、本当にありがたいなぁと常々思ってます。

私もいつかコロポックルと呼ばれたい。
さりげない気遣いができるように精進したいと思います。

(あと、昨日の日誌タイトルが不評だったので、今日は物珍しい言葉にしてみました。
 なんて、コロポックルが全国区だったらどうしよう・・・)