2009-08-27
「本の現場」の値引き販売実現は…?
「本の現場」は、発売1ヵ月弱で増刷。ああ、初版の印刷部数の読みを間違えた。
うれしい読み間違いだけれども。
ところで、先日、社長沢辺と永江朗さんの再販制度をめぐる対話を実施した。
「本の現場」収録インタビューの第二弾のようなもの。
その話はそのうちポットサイトで連載開始します。
その対談をヨコでききながら、
「本の現場」が1800円じゃない価格で書店で売られる可能性はどうやったら出てくるのだろう、と
つらつら考えた。
希望小売価格1800円の「本の現場」、いまのところ、1800円以外の価格で
売りました、買いました、という声は聞こえてこない。
書店が値段をつけるとしたら、1800円より高くして買う、というのはちょっと考えられないから、
値下げ販売になるだろうけれど、でもこの本は書店のマージンが通常と同じで変わらないから、実入りが減る覚悟で
値下げする、という判断にはならないだろうな、と思う。
もし書店のマージンを増やすことができれば、もしかしたら値下げ販売してくれる書店はあったのかな?
私が書店員だったら、マージンがどれだけになったら、値引きを考えようと思っただろうか?
1%マージンが増えたら、1800円の1%値引きにする?
でもそれだとわずか18円値引きだ! うーん。それで読者は買うだろうか?
それに「本の現場」1冊だけ、値づけを考えて売る、っていうのも書店にとってはかなりメンドウかもしれないなあと思う。
…と、ここまで書いて時間切れ
今から、月一回の出版部飲みミーティングに出かけます!