2009-06-26

デジコンと永江朗さんと岩松了さん

今週はいろいろあったので社長の日記風にまとめてみました。

6/21(日)単行本2冊の入稿がいよいよなので、この日から臨戦態勢に入って出社。
22(月)早朝から夜中までゲラ読み。
23(火)明け方まで仕事して、石田豊さんのお通夜に出るために黒い服を取りに帰宅。
午後から自由が丘の喫茶店で永江朗さんと会って、ゲラの最終確認。
6時から石田さんのお通夜。ハンチングをかぶった石田さんが祭壇からこちらに笑っていた。
お母さんと弟さんから「お世話になりました」と深々とお辞儀をしていただいて涙がこぼれそうになった。
タコシェの中山さんと途中まで一緒に帰って、会社に戻ってまた入稿作業。
24(水)早朝から仕事。
別の本のゲラをとりにいく予定だったけれど、著者の都合でキャンセル。ほんとは早くほしいんだけど、
でもこちらも修羅場なんでちょっとほっとする。
本文を少なくとも5回以上読んでいるはずなのに、それでもぼろぼろ誤植やら抜けもれがみつかる。
あーいかんなあ。時計をみながら高橋とふたりであたまをかきむしる。
25(木)午前3時、一本入稿。午後0時、二本目入稿。
午後、岩松了さんの9月に出る新刊で写真をとってくれた土屋さんが写真をもってきてくれる。今度の岩松了さんの本は、若手カメラマン5人とのコラボで構成することになっている。午後7時すぎ、同じく写真を撮ってくれたインベさん来訪。8時半に帰宅。意識もうろう。立っていたのに、おりる駅で乗り過ごしそうになる。
26(金)たまっていた洗濯を終えて、ちょっとソファーに座っていたらすぐ寝てしまいそうになってお風呂に入って
ぐずぐずしていたら1時間も遅刻。「遅刻します」とメールしたら社長から「こらっ」と返信がある。
会議をやって、週一回の社内掃除をやって、2時から岩松了さんの本の対談2本がはじまる。
今日の対談は、岩松さんと中村さん、岩松さんと高橋さん。どちらも本の写真を撮ってもらったカメラマン。最後にカメラマンの写真を岩松さんが撮る。撮っているうちに、岩松さんがカメラマンにみえてくるほど、なかなか板についていた。高橋さんに「わきしめて撮ったほうがカメラマンらしいですよ」とアドバイスされていた。
岩松さんの話が面白くて深くて、聞き入ってしまう。やっぱりすごい、岩松さん。次は岩松さんとこんな本をだしたい、とひとりで妄想してうれしがる。終了午後8時。
机に戻ったら、入稿したゲラの白焼きが出ていて、ちょっとくらっとする。
大田とコツボと8月ごろに出す予定の写真集の打合せ。
鉄とすずとごろごろして今日の仕事はこれで終わりにする。

いつもこんなに仕事しているわけではありませんが
今週は自慢できるくらい働いたので、自慢してみました。
というわけで、今週前半出版チーム総力戦で挑んだ「デジタルコンテンツをめぐる現状報告」
永江朗さんの「本の現場」がいよいよ7月半ばに発売予定です。

このエントリへの反応

  1. [...] 9月刊行予定の岩松了さんのエッセイ集のための対談を、先週から今週にかけて行なっています。 [...]