2004-11-04
読者の方からです
いろいろ読者の方からメールをいただいています。本当にいつもありがとうございます!! 私にとって、とても大きな励みになりますけれども、他の読者の方からの反響もありますので、楽しみにしております。さて、今回は、ケーキを作っていらっしゃるIさんからです。毎回刺激的なお話をありがとうございます!!
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さっそく取り上げてくださり、ありがとうございました!
いえ、こちらこそまた心のこもったメールをくださり、ありがとうございます!
10月のIはその後休むことなく出席できました。体調も今のところお休みする前の7月、やっとこさ行くような状況の時は右足の足首に反応が出ていて、足が痛く力も入らず、ほとんど8時間立ちっぱなしでケーキ作りをする授業に『夏休み以降は休学かな・・・』と情けない気持ちになったものでした。浮腫がひどく全身倦怠感でお裾分けに出れず作ってくると3〜4日は横になったままでしたが、10月は全く体調
が変り作って来てもさほど酷い疲れはでず浮腫みも足首の腫れも酷くなく、車でお裾分けに出歩けるようになっています。
本当に素晴らしいですね!! 快復されていらっしゃるんですね! 良かった〜〜〜! 楽しそうなIさんの日常が、文章から透けて見えます。
先週は学校でミルフィーユとアップルパイを作ってきました。パイ生地を作る時は風邪を引くかと思うほど冷房を効かせた部屋で作るのが美味しい生地を作る上での鉄則のようで、生食をして体温が35度代に下がっている私は指先が紫色になってましたよ!パイ作りにはいいかもしれませんね〜。義姉のバースデーケーキとなりました。今は果物が美味しい季節なので、いろいろなコンポートでパイを楽しめそうです。
う〜〜ん、美味しそう!! 今回も試食なしですか? それが私もできるようになれば、きっと息子の食事を作っても、平気で生菜食Bや断食ができるのですよね・・・。Iさんのようになれるかな? 目指します!!でも・・・ミルフィーユもアップルパイも、大大大好きなんです〜〜〜!!
2日間の断食を終えられ、念願の宿便も出たようでよかったですね!絶対に耳も咳もなおりますよ!!
ありがとうございます! 本当は3日間続けたかったんですけれども・・・。宿便は、劇的に多くというわけではないのですが、やはり少食を常にしていて、朝ちゃんとマリンマグを飲んでいるせいか、余分な便はすでに排出しているので、断食などをすると、そこから先の便、つまり宿便が排出されるってわけなんですね。なので、やればやるだけの効果があるって思えるので、ちょっと楽しくなりました。これからもっと生き生きと断食も生菜食もできるような気がしています。
地道に日々変る自分の体調に耳を傾けて続けて行くと、『こういう時は温冷浴の回数を多くすると楽になる』、『こういう時はこころして毛管運動しておこう』といった感じで自分の体調に応じて工夫し始めるんですね。効果や悪い影響にも敏感になってきますね。青木さんの咳は好転反応ですか?小食を続ける事の大変さをこの夏実感しました。それは『食べたくなる』というよりも『次々形を変えて起こる好転反応に体力的に精神的についていけるか』、という事で。
アトピーのようなものは好転反応だったようですが、咳の方は違うと思います。気管支炎か、あるいは私の病気であるコーガンシンドロームの咳、つまり、大動脈炎から来る咳ですね、その可能性もあります。甲田先生にご指導いただいていますので、からし湿布をしていますけれども、少しずつ治ってきているような気がしています。ありがたいことです!!
私は数年前にあることがきっかけでひどい鬱病がでてきました。一人になるのが恐くて恐くて(衝動的に変な行動に出てしまいそうな自分が一方にいて、ぎりぎりの精神状態を自分で抑えている冷静な自分がもう一方にいる状態だったので、誰かにそばにいて欲しいんです)ベッドに入ると恐い夢に苛まれて、朝目を覚ますのが恐くて、それなら寝ずに夜を過した方が楽なので、起きていようと(無意識の状態になると、辛い事や悲しい事で頭も心もいっぱいになってしまうので寝て疲れがとれるどころか、寝て無意識の状態に入るのが恐くなるんです。)いつ寝ていつ起きているのかも分からないくらいの精神状態になっていました。当時はガラスのように何かの拍子にすぐひびが入るくらい過敏になっていたので、これ以上心がが傷ついたらどうにかなってしまう、という最後の自己防衛本能が働いて気持ちを人に見せなくなり、言葉も出なくなり、笑えなくなり、出るのは涙ばかりでした。それを見た母から、精神科に行っても一生手放せなくなる薬漬けにする気はない、西式でお腹の宿便を取り去って背骨や自律神経の調整をしながら根本的な治療を進められ断食の為入院をした事がきっかけでした。
まぁ、そうだったのですか・・・。精神科に行って薬漬けにする気はない、とおっしゃったお母様はご立派ですね!! そういう、子供に対する愛情というのは、かけがえのないものですね。Iさんのお母様は素晴らしいです!!
この夏に顔面の痙攣が出た時、辛そうな私を横に母は『やっと奥深い所に隠れていた症状が出てきた!』と手を叩いて喜び父に状況を説明してました。
う〜〜ん!! 感激!! そこまでちゃんとメソッドを理解していらっしゃるのですね、お母様は!!
私は超陰性の体質のようで、塩も取れず(直ぐに浮腫み)、水を飲むと直ぐ浮腫んでお腹がぽちゃぽちゃで、青汁をのむと吐き気がして飲めず、気持ちよく空腹を感じない状態でした。逆に西式の食事でないほうが体調がむしろ楽なんです。でも先ずは陰性体質を変えないとと思って、木枕、平床、温冷浴、裸体操を行ないながら、気長に玄米クリーム中心の食事を続けてきました。甲田先生の配合では玄米のりが濃くて食べられず、スープのように薄くして塩を少し利かせて飲むようにして、青汁はリンゴを一緒に入れたり、赤汁を会社へ昼食に持っていったりして、徐々にでも無理せずに欠かさず飲むようにしてきました。そうすること3年で生の玄米を食べられるようになり、すると甲田先生の本にある通りの顕著な好転反応が次々と起こるようになったのです。道のりは長くても続けていてよかったな〜と心から感じています。玄米粉を食べるようになって1ヶ月で顔面の痙攣が出てきました。
そうだったのですか・・・Iさんは、もうずっと長く精進していらっしゃるのですね。ご立派ですね!!
そして、着実に結果が出てきて、どんどん良くなられていらっしゃるんですね!! 本当に素晴らしい!
やぱり信じる心は大切ですね。信じて願っていると、不思議に気がつくと出会えているということもあると思います。自分の心の置き所でいろいろに変ってくると思うんです。顔面の痙攣が治まっても、寝起きの時やひとりでいる時の孤独感や嫌な気分は続いていました。これをなんとか克服しないと宿便がでても日中知らないうちに前の嫌な強いイメージに一日苛まれ続けてしまう〜、後は自分で潜在意識を変えなくちゃと思い、温冷浴、体操、、瞑想の時は『祈り、感謝』の時間になってます。まだ意識がまだらな寝起きの時とこれから眠りに入る前は意識的に自分への言い聞かせをします。マイナスなイメージや悲観的な気持ちが首をも持ち上げてくる前にインプットさせてしまうんです。これはすばらしく効き目がありました。
わ〜!! すごいです!! そうですよね、マイナスイメージとの向かい合い方って、人それぞれですけれども、結局は取り去るってことですよね。それと、そのウェイブが来る前に、自分をポジティブな思考に持って行くと・・・。よくわかります!
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甲田先生の本に、『好転反応が出て症状が出尽くしていく度に、今までの私とは別人のように心が軽く・・・全く違った感覚を体験する・・・』という箇所がありましたが、まさにその通りの事がありました。先日居間で寛いでいる時に両親に思わず口にしていました。『何年かぶりにすごく懐かしい感覚で、安堵感一杯で心に恐怖感が全くないよ。私今まで長い旅に出ていたみたい』と。魂が旅に出ていたみたいですよ。生きていて本当に良かった!頂いた命を前向きにそして楽しく心ほがらかに過そう!と。
・・・涙なくして読めません!! Iさん、本当に良かったですね!! もう、おめでとうございますって言ってもいいのでしょうか? 安堵感一杯でいられる幸せ。私もIさんに続いて、必ず治ると信じて進みますね。
西式の病院で隣のベッドになったから方頂いた中村天風さんの本の中に、こんな文章がありました。ひとりでニッコリと笑い。そして『今日一日この笑顔を壊すまいぞ!』と自分自身に約束する。
朝起きると、まず、第一に、ニッコリと笑う。もうくせがついているから、目が覚めるとニッコリ笑う。わざわざニッコリと笑わなくても、ひとりでにっこり笑う。そして、『今日一日、この笑顔を壊すまいぞ!』と自分自身に約束する。
ふたたびは 来らんものを 今日の日は
ただ ほがらかに 活きてぞ たのし悲しくば、 あす悲しめ 今日の日は
光うるおしく 吾れを 照らすを
人おのおのの運命に活きる人世なれば
心おおらかに 過さんものを
・・・私も少し反省しないといけないなって思います。息子が思春期なので、何かといろいろ毎日あるし、食事のこともあるし(息子は欧州料理が好きなので)、悩んでしまうといつのまにか笑顔が消えているのです。そういう時に、はっとして、にっこり笑わないとって思います。いくら前向きでいても、笑顔ってなかなかできないんです。難しいものです。だから、最初は意識してでも笑顔を呼び戻そうって思っています。
私は鈍重肝臓、鈍重腎臓、それが原因で起こった心身症の治療で西式を始めましたが、心身症も治してしまえる甲田療法は本当に素晴らしいと思います。あらゆる症状が次々出てくる時、症例や対処方法、原因について丁寧に明記してくださる甲田先生の著書を枕元に置いての生活が当たり前になりました。
私も、最近ずっと甲田先生のご本をいくつか読み直しています。いつもいつも新しい発見があり、学ばせていただきます。私は、先生とのツーショット写真(!)を、お守りにいつも持っているんですよ!(笑)
今でも副作用の強い精神安定剤を手放せずにいる患者さんが増え続けている事にとても心が痛みます。長くなりましたが、生きていると本当にいろいろな事が起こりますが、いざと言う時に心も身体も健康を取り戻せる取って置きの『西式』という方法を知った私たちは本当に幸せですね。
本当にそうですね。何か、突発的なことが起こった時、なるべくストレスにならないようにし、数日間は断食できるはず、と思えれば、人はどんな時でもポジティブにその場を対処できると信じたいです。いざとなったら、私も水だけで数日間は何も食べなくても大丈夫だって気持ちがあります。それは、経験したことで、大きな学びになったようです。これって素晴らしいことですよね。前向きでいるための原動力のようなものです。西式、そして甲田先生の教え、メソッド・・・出会えたことは、私の人生の宝です。本当に幸せです。これからどんな病になっても、前向きでいられる力をいただいたと思います。
寒さに向けて今日も温冷浴!頑張りましょう!そして少しでも多くの人が薬を使わずに健康を取り戻せるように祈ってます。
私もです!! ありがとうございます!!
Iさんも、どうぞいつまでも健康で生き生きとお過ごしくださいね!!
また断食日記でお会いしましょう。