2004-12-13
読者の方からのお便り
コメントをつけてくださったTさんからのメールにお答えいたします。
いつも読んでくださり、ありがとうございます!
・・・
ずっと、読ませていただいています。今回、この日の日記で、私の食事が大きく変わったので、御礼とお願いのため投稿させていただきます。
私は、甲田療法を知って既に20年ほどになりますが、初めのころの生菜食は現在の生菜食Aから豆腐を抜いたもので、とてもまずく、私はこの食事で一日たりとも過ごしたことはありません。また、生菜食Bも、これだけの食事をずっと続けると思うと、うんざり。とても続けられるものではありません。でもこの日のコメントの「食べながらも、ほとんど断食してるような状態」と、「だから甲田先生は、私に2週間でもいいから、脱線せずに生菜食Bを続けなさい、とおっしゃったのでしょう。」という言葉で、できるかもしれない、やってみようと思いました。
*そうだったのですか! 私も、具合さえ悪くなければ、この山田健康センターの山田社長のお言葉に感じるものがあったので、生菜食Bを続けたい、と思っていました。Tさんも前向きになられたのですね! 良かったです! 少し元気を取り戻したら、すぐにでも生菜食Bに入りたいと思っています。私もやる気なんです!
そこで12月11日土曜日から「生菜食Bを数日続けて、時々普通食をはさむ」というやり方でいこうと決意。本日はまだ3日目ですが、おいしくいただいています。ただし、私は青泥(野菜300g)を、20年来毎日飲んでおりましたので、胃袋は頑強です。野菜は青汁・人参汁ではなく、青泥・人参泥にしています(朝夕各々150gずつで全部で野菜は600gです)。また、豆腐には醤油をたっぷりかけていただきます。
*私の場合は、自分でも胃腸が強いと思っていましたけれど、甲田先生に診察していただきましたら、胃腸が弱っていると。それで、それまで青泥状態でいただいていましたが、青汁にするようになったのです。最初は抵抗がありましたし、腹持ちの度合いが違うので、口に入れる量を減らしたくなかったのです。でも、慣れてきたらとても飲みやすく、先生のおっしゃっていることが少しずつ理解できるようになってきました。そしてお豆腐は、おしょうゆをかけていい患者さんもいらっしゃいますけれども、私のように難病になりますと、薬味もおしょうゆもダメでして、塩のみ、と先生にご指示いただきました。ですので、それは守っています。最近わかったことは、量はそれほど必要としなくなってきたことなんです。やはり続けていると、どんどん身体が変化します。ヘタに脱線すれば具合も悪くなる。これは、症状即療法の考え方でいえば、やはり胃腸が良くなっているから敏感に反応するのでしょうね。ですから、自然に脱線も減ってきて、食事も減ってきて、生菜食Bが前より自然にできるようになってくる、ということなのかな、と思いました。でも、嘔吐してしまいましたので、まだうまくできていませんが。やる気だけは前よりずっと出てきました。Tさんの場合、甲田先生の診察を受けていらっしゃらないので、私はなんとも言えないのですが、聞くところによれば、青泥でいいと最初から言われる患者さんは稀なようです。
実は、私も最近耳鳴りがひどく聴力が落ちてきていて、また、視力も落ちてきていて(老化ですね)、これを何とかしなければと思っていました。また、アルコール依存症で、毎日飲まずにはいられませんでした。しかし、生菜食Bの日だけは、飲まずとも平気なのです。
*わ〜! それは素晴らしい!! まず、甘い物とアルコールは、できるだけ控えるようにということが、先生のご本にも出ていますよね。これは、私は療法を実践していて絶対守るべきことだと思っています。私の知人が、甲田療法をしている時は病状が良くなっていくのに、いったんお酒を飲んでしまうととたんに悪くなる、と言っていたことがあります。ですから、アルコールをやめたら随分違うのかもしれませんね。そして、生菜食Bの日はお酒を飲まなくても平気というのは、本当にすごいことですね!! Tさん、いけそうじゃないですか? 光が見えてきた感じですよね!!
そこで、お願いです、このホームページはずっと続けてほしいのです、できたら無料で閲覧できるページとして、このままつづけてください(貴重な情報はお金をとるというページもありますので・・・)。(でも本として出版されたら、買うと思いますが・・・)
*私は、体力と時間が続く限り、もちろん無料でこの断食日記を続けさせていただきたいと思っています。私が完治するまで続けたいという希望があります。そもそも、私は甲田先生に診察していただいたお礼を、何かの形で示したいと思っていました。ですので、この日記はお布施の行として書かせていただいております。本にして出版するということは、今のところ考えておりません。断食をテーマにした、誰にでもわかる絵本を描いてみたいという夢はありますけれども、それは先ず私が治らないと意味のないことだと思っています。本を出版するということが目的なのではなく、あくまでも健康を取り戻すということが一番だと思っています。(愛と慈悲の心、そして世界平和への心も持ちつつ、ですが)みなさんと一緒に甲田療法を続けていきたいと思っています。
甲田先生のページもいつしか閉鎖されてしまっていて、さびしく思っていました。
また、甲田医院に予約を入れようとなんどかトライしていたのですが、とうとう、甲田医院も一般からの初診は受け付けないとのこと(ガーーン)。
*そうですね。甲田先生はご高齢ですし、多忙でいらっしゃるので、初診の問題はいろいろあるかもしれませんね。私が伺った時などは、本当に診察室にあふれるほどの患者さんがいらっしゃいました。先生は、入院患者の診察を8時から始めて、休みもなくずっとずっと午後まで診察を続けていらっしゃって、なんて大変なことだろう、と思っていました。本当に先生は、全くお休みなしでずっと診察していらっしゃるのですよ!! しかも全ての患者さんに平等に、です!! もう、心から頭が下がります。でも、話に聞くと、初診を受けたほとんどの患者さんが、養生の食事メニューを聞いただけで、できないとおっしゃり、続けられないのだそうです。
甲田先生は、いらした患者さんには分け隔てなく心から診察してくださいます。でも、先生が一所懸命なのに、患者さんが食餌療法を実行できないとなると、何も進まないのではないか、と私は思うのです。こうして甲田療法を続けている私のような患者は、実は本当に稀なのです。入院までした患者さんでさえ、食事療法にはついていけないと言ってやめてしまう人もいます。この療法は、続けないと意味がありません。入院中はできても、家に戻ったらできない、という人も多いのです。この厳しい食餌療法を実践することで、光が見えてくるのですから、私はできる限り諦めずに続けたいと思っています。
ぜひぜひ、貴重な情報、今後ともよろしく公開をお願いいたします。
*私の日記が貴重な情報になるかどうかはわかりませんが、読者の方からは、とても素晴らしい情報をいただいています。それは、具体的な情報だけでなく、励みになる言葉も含めて、私にとってはとても大切なものです。Tさんからのメールも嬉しかったです! 前向きなエネルギーをいただきました。どうもありがとうございました! これからも、どうぞよろしくお願いします。生菜食Bをお続けになってからの感想やご報告など、お待ちしていますね! 張り切っていきましょうね!!