2009-02-05

いよいよ明日から開催! 第59回ベルリン国際映画祭

2003年から恒例となりました「ベルリン国際映画祭レポート」。
初回のみ参加し、その後はずっと青木さんにお任せしっぱなしでしたが、
今年は私、五賀が6年ぶりに参加して、このレポートをお届けします。
もちろん、青木さんも参加するので、彼女ならではの鋭い意見、感想も
随時紹介したいと思います。お楽しみに!

さて、今年の映画祭は、5日から15日までの開催です。
映画祭レポートは毎日更新する予定ですが、
ドイツと日本は時差が8時間あるので、日本時間で言うと、
だいたい1日遅れになりますね。でも、毎日更新!するので、
みなさん、ぜひ、毎日のぞいてください!

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開催日前日となる今日は、プレスパスをもらいに
メイン会場となる「ベルリナーレ・パラスト」(写真左)まで行ってきました。
例年のことのようですが、開催日前日だというのに、
まだ、会場の設営が終わっていない様子。大丈夫なのでしょうか?
右の写真は、メイン会場となりのハイアットホテル。
ここで記者会見などが行われます。
今年はどんなスターが来るのでしょうか? キアヌ・リーブス来ないかなぁ!
入り口のところにいるのは、金の熊ならぬ、銀の熊でした。

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プレスの人がもらえるバッグ(左)とプログラム(右)。
今年は、こんなデザインでした。
バッグは、ベルリン映画祭の記念グッズ売り場で一般の人も買えます。
プログラムは今年から無料配布になったもよう。
でも、その分、プレス登録料が高くなったような…。
ちなみに1人60ユーロでした。

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一般向けのチケット売り場(写真左)。
ここは毎年長蛇の列になっているそうです。
すでに売り切れの作品もありました。このすぐそばには、
ベルリン映画祭の記念グッズを売っています。
会社へのお土産にいいかも…。
右の写真は、会場付近の様子です。映画祭で上映される大きなポスターが
ずらっと並んでいます。

さてさて、ベルリン映画祭には、金熊賞を争う「コンペティション部門」の
ほかにも、フォーラム、パノラマなどいろいろな部門があるのですが、
6年前に金熊賞を見逃した私としては、今回はとにかく
コンペティション部門の全制覇を目指します。
コンペの枠で上映される作品は26本(コンペ外作品も含む)。
今回コンペには日本の作品は入っていないのですが、
フォーラム部門に2本、パノラマ部門に1本入っているので、
これも含めると全部で約30本は見る予定です。
プレス向けの上映は、毎日平均3〜4本はあるので、
明日からは過酷ながらも、幸せな日々が始まります。
明日見る予定の作品は2本。
オープニングとなるトム・ティクヴァ監督の「The International」。
フォーラム部門では、日本の園子温監督の「愛のむきだし」が
上映されます。こちらはなんと、4時間の長編作品。
日本でも先週公開されたばかりかな? 
明日紹介するので、お楽しみに!