2006-05-28
いただいたご本『交換』
高見順賞を受賞して益々精力的な相澤啓三氏の最新詩集。
詩を読む習慣がまったくない伏見は、言葉をたどってもどう理解してよいのかわからないのだが、「ほとんどブルーな快楽」という一篇には思わず笑みがこぼれてしまった。愛はいいっスね。
世界はいつも絶望に満ちているから、信じられる言葉が必要だ。言葉だけが希望になる瞬間にこそ、詩が立ち現れるのかもしれない。
● 相澤啓三『交換』（書肆山田） 2500円＋税
更新情報を受け取る 
RSS フィード
RSS フィード
Loading
プロフィール
伏見 憲明作家。
1963年生まれ。
著書に『魔女の息子』（第40回文藝賞受賞／河出書房新社）、『さびしさの授業』（理論社）、『ゲイという［経験］増補版』（ポット出版）ほか多数。
編集長として『クィア・ジャパン vol.1〜5』（勁草書房）、『クィア・ジャパン・リターンズ』（ポット出版）を刊行。
詳細なプロフィールへ→ この記事をTwitterに
Twitterでつぶやく：
ポット出版のメールマガジン
ポット出版の本に興味を持ってくださった方は、ぜひメールマガジンにご登録ください。ご登録いただいた方には、ポット出版の新刊案内（随時）、ポット出版サイトの更新情報（週1回）をお送りします。
メール配信を希望される方は、下記フォームよりお申し込みください。
ご登録は無料です。
