2005-12-15

いただいたご本『海と川の恋文』

umitokawa_1.jpg松本侑子さんがまた新刊を送ってくださった。精力絶倫、じゃなくて精力的なお仕事ぶりである。今度は小説で、帯には「別れたからこそ、果てしなく思い続ける、真実の純愛小説」とある。なんだかとても美しい物語のようだ。雑誌「野生時代」に連載していた際には、読者からの支持がすごく高かったそうである。

伏見の場合、「別れたからこそ、果てしなく憎み続ける」ことも少なくないので(笑)、ちょっとこれを読んで自分を清めなければ、と。別れでその人の地金が出ます、とは倉田真由美さんが対談のときに言っていたことだが、自分でも本当にそうだなあと思う。精進、精進。

●松本侑子著『海と川の恋文』(角川書店) 1700円+税