2006-01-13

マッサージ

massage.jpg伏見は「マッサージ評論家」になれるほどマッサージを受けてきた。いままでそれにつぎ込んだお金は、マンションの頭金くらいには軽くなるだろう。日本各地ではもとより、北京ではカンフーっぽい兄貴に「アチョー」と構えられ、ニューヨークではパツキンのおばさんに”more soft massage?”と股間をなでられ(オエッ)、香港では30分の施術でウエストが細くなるという怪しい治療も受けた……。

当然、マッサージには一過言ある。そんな伏見が最近いちばんお気に入りなのが、写真のマッサージ器。近所のスパ銭に置いてあって、5分100円の廉価で楽しめるものだ。

この間うち、密教の本を立て続けに読んでいたら(←ジェンダーとかクィアの理論書)、そのあまりにキテレツな世界観に気持ち悪くなって、ギックリ首状態になってしまったのだ。なので、どうにか楽になろうとお湯につかったのだが、それでも凝りが取れず、マッサージをしようと考えた。だけど、そういうマジ危ない状態のときにヘタなマッサージ師にかかると、かえって症状を悪化させかねない。

そこで、安いし、ヤバそうだったら自分ですぐにストップできるからいいと、マッサージ器を利用してみた。そうしたらこれが想像以上にいい。昔のものと違って、もみ方に芸や人間味があるし、強弱も調整できる。これだったら中級くらいのマッサージよりもよっぽどありがたい。ついでに、こういう芸の細かなダッチハズバンドがあったら、そっちも人によらずに済むなあ、とか思ったりして。南極69号(笑)。