2008-07-01
ゲイバーへの道 11 結論。
突然走り出したゲイバー営業への挑戦。ここ二週間ばかりママ修行やら二丁目のマーケット調査などを通じて、ずっとどんなバーにしようか、どんなママになろうかと考えてきました(水曜日のみのママだって、やるときゃ真剣にやる伏見憲明)。
昨晩は開業前の最後の取材。二丁目のママたちのなかでゲイバー・アナリスト(アナルマニアという意味ではない)として高い評価を受ける、アイランドのらくママのところへ行って話しを伺った。今回もためになるネタをたくさんいただいた。さすが脱サラ組、分析力が違う!
そのときらくママが語った言葉がとても印象的だった。
「はじめてみる前にどういうバーにしようかといくら考えていても、結局やってみないとどんなバーになるかわからない」
きっとそういうものなのだろう。ちょっと前にピンクレディーの二人が、「ピンクレディーはファンと自分たちが作り上げた何かだった」みたいな発言をしていたが、ゲイバーもお客さんとママで作り上げるコラボレーション以外の何物でもない。
ということで、伏見ママはとくに何も考えずに自然体で接客することにしました。つまり、傲慢で意地悪で態度の悪いオカマのままでの、「地」の営業(笑)。だってどんなに演技でつくろってもそんなの通じるのは最初だけで、どうせすぐに化けの皮ははがれちゃうもんね。お客さんだってバーを取捨選択するわけだから、お互いにお見合いをしていきましょう、と。
そんな「日本一感じの悪いママ」でもOKっていう懐の深い人なら、Fushimi’s mfに入店してもよくってよ!! それが結論。そう新宿の明け方の空に決意を新たにした新人ママであった。
明日はいよいよオープニングパーティ。