2009-03-13
いただいたご本『だれでも一度は、処女だった』
あの、だれでも一度は処女だったとおっしゃいますが、伏見は処女だったことはありません!!←当たり前
よりみちパン!セ・シリーズは新書的な教養本のなかにときにイロモノ路線の本が差し挟まれるのだが、これはやっぱそっちの筋でしょうなあ。いや、けなしているわけではないのですが、この本の著者はある種の変態だと思うんですね。フェティッシュなこだわりって変態性の証拠。そして自分の母親にその処女喪失体験をインタビューする冒頭は、手に汗にぎる母娘の攻防戦。緊張感が読み手に伝わってきて、つかみはOKという感じ。
思春期の少女にとって何より関心があるのがロストヴァージンの問題なのだろう。考えてみたら、そのことだけをテーマにした本というのをこれまで見たことがない。ありそうでなさそうな処女喪失インタビュー集。なかなか商売も上手い。こうなるとやはり、童貞喪失本にも期待が高まりますね。映画監督の松江哲明氏が担当のようなので、近刊を楽しみにしたい。伏見としてはそっちのほうが読みたいわけです。だって膜には興味ないんだもの。←あくまでも趣味