2005-09-26
美輪明宏音楽会
やはり、オカマなら一度は詣でたい、美輪さまライブ。僕の友人にもひとりフリークがいて(宝塚や松田聖子も大好き、という典型的なお仲間)先週末、渋谷のパルコ劇場まで一緒に行って参りました。意外にお仲間は少なく、圧倒的に女性が多かったです。
さて、当の音楽会の方は、シャンソンを中心に和モノも少々。シャンソンは1曲1曲がドラマになっていて、かのお方は丁寧に演じておられました。とどめは「愛の賛歌」。はじめに訳詞を語り、そして原語で歌い上げる。びっくりするような声量。感動のラスト、と思いきや、さらにアンコールがありました。そこで何と喜納昌吉の「花」を。美輪さまの解説によると輪廻転生を歌った歌らしいです。
泣きなさい 笑いなさい
いつの日か いつの日か 花を咲かそうよ
よく知られたベタな詞なんですが、美輪さまマジックというか、思いがけず涙が。波動がくる、感応する、といった体験。詣でる、は決して大袈裟な表現ではありませんでした。ステージ演出でも金の紙吹雪が舞い、後光が…。理屈抜きでかのお方に感謝し、拝みたくなるステージ。