2005-09-27

イメージトレーニングの成果

まずは、kioさんからのメールをご紹介させていただきます。いつもありがとうございます!!

まあ〜ナポリ!良いですねえ〜
うらやましぃぃっ。

*うふふ、マイレージがやっとたまったので、それで行くのですよ〜。何だかトクした気分になりますね。本当はそうでもないのかもしれませんけれども(笑。よくわかっていない私なのです)

あ、そうそう美味しいピザ屋さん、ベルリンにもありますよ。すっごく安いんです。
La Focacceria といって、Rosenthalerplatz 駅からFehrberlinerstr.に入るとあります。

*そうなんですか!! そこは行ったことがありません。息子が行きたい!と言っています〜。(私も本当は心の中では行ってみたいような・・・少食というか、生菜食Bをしている者にとっては、行ってはならない場所ですねぇ・・・笑)

漫画を息子さんにお貸しすることがあれば、ぜひ一緒に御飯しましょう!サラダも安くてめちゃくちゃ美味しいんですよ♪

*その、めちゃくちゃ美味しいっていうのは、いいですね〜〜!!笑。ステキです。息子、かなり魅力を感じているようです。それに漫画も!!(笑)海外にいると、みんな漫画が恋しくなりますよね。息子は、本よりずっと漫画を読みたがるし、漫画で覚える日本語のセンテンスも多いです。いいのか悪いのか・・・あまりよくわかりませんけれども・・・。きっと何も覚えないよりずっといいのでしょうねぇ・・・。あは!

ナポリ料理の店も、最近よく行っているのですが、あの店の味がさらに本場だから美味しいのだろうなあ・・とうっとり。明るいラテン系の人達とふれあうのも、気持ちが休まるかも知れませんね〜

*そうなんです! 私の場合は、少食を実践しているので、できれば食というより、ナポリの空気を感じてきたいと思います。ドイツよりずっと明るい人々。そういう楽しい波動を心身に取り込んで、たまったストレスをなくしてきたいと思っています。仕事も随分落ち着いてきたので、大丈夫だとは思っていますけれども、でも、やっぱり日々いろいろありますものね・・・。

kioさん、いつもありがとうございます! 同じベルリンにいながら、なかなかお会いできないけれども、ぜひぜひ近々時間を作って会いましょうね〜〜!

・・・

さて、そうなんです、月曜日はとても不思議な日でした。少なくても、私にはそう感じました。

実は月曜日は、プレスセンターへ行き、担当者と一緒に外人局へ行って、永久ビザを獲得できるかどうか、申請してみる日だったのです。膨大な書類などを用意して、しっかり準備をしていました。アポは11時。なので朝9時過ぎに家を出て、プレスセンターに行きました。すると、その担当者がなんとお休みとのこと!! え〜!!! 病欠で、しかも私に電話を入れるのを忘れたとのことで、他の方が、水曜日に電話をくださいとおっしゃいました。一度キャンセルするとアポはとりづらく、水曜日に外人局に行くのは不可能で、再び予約をいただかないとなりません。・・・・それで、「これってどういうことなんだろう。神様は、いつも私にすごく複雑な試練を与えてくださるけれど、どうしてこんなことにいつもなってしまうんだろう?」と、本当に何が何だかわからなくなったのです。でも、担当の方がちゃんと電話で謝ってくださったし、まぁそういうこともあるなぁ、と気を取り直して、全てを許して気持ちよく帰宅することにしました。

今、ベルリンは電車+バスのチケットが、一回買うと2時間使用できます。それで、すぐに戻ればぎりぎり2時間以内だし、これはまだ使えるわ、と思って(笑)、急いで電車に乗ったのです。別に改札はないですし、時々検閲がまわってくる程度だし、少しくらい時間以上乗っていても、さほど問題はないとは思うのですが、まぁまじめに、私はちゃんとしようって思いまして、急いで帰宅することにしたのです。そしてある乗り換え駅に着いて、バスに乗ったのですが、あと一駅で我が家というところで、どうしたわけだか終点になってしまったのです! こんなことは初めてで、あら、どうしてまた今日はついていない、と思いました。あと一駅なのに〜〜っと嘆く私。何か、工事をしていたようなのです。それで、仕方がなくそこで降りました。でも、そのバス亭のすぐ傍には地下鉄があって、しかもやはり一駅で我が家に着くので、よし、地下鉄に乗ろう、と思ったのですけれど、私のチケットを見ると、タイムオーバーまでにあと2分もないくらい・・・。う〜〜ん、乗っても大丈夫、すぐに着くし・・・でも・・・ああ、どうしよう!!? なんだかもやもやしてしまいました。一瞬悩んで、こういう日もあるんだなぁ、最近家にこもり、ずっとコンピュータの前で仕事ばかりしていたし、こうして外の気持ちの良い空気を吸いながら、そして初秋の並木道を楽しみながら、たまには散歩のつもりで、一駅くらい歩いて家に帰るのも悪くないかも、と突然思いまして・・・。それで、いろいろと重めの荷物もあったのですが、前向きに20分ほどの距離を歩くことにしたのです。

そうしたら、一体どんなことが起こったと思いますか?

前から、息子の友だちのお父さんが歩いて来ました。そんな時間(11時頃)に歩いているはずのない人です。仕事をしていらっしゃるのですから。なので、とっても変な時間に歩いているなぁっと思い、でもとにかく気がついたので挨拶をしました。たまに商店街でお見かけするものの、もう8ヶ月くらいは会っていませんでした。それで、ただ社交辞令の挨拶だけして別れようと思ったところ、彼が突然、「そういえば、日本とはどう?」と、妙に抽象的な質問をしてきたのです。???・・・どういうことなのかなと思い、でもまぁ適当に答えて別れてしまうのでよかったのですが、丁度お天気も良くて気持ちがすっきりとしていたので(笑)、ついつい、最近決定したイベントのことを口にしたのでした。「いろいろな仕事を日独間でしていて、おかげさまで忙しくしていますけれど、実はヴィム・ヴェンダース監督夫妻の写真展を、東京で来春開催する予定なんですよ。日本の主催社も決まったので・・・。素晴らしい展開なんです。ですからそのことで結構バタバタしていますよ。」と、何気なく言ってみました。そうしたら・・・・。

「それは素晴らしい! うちの番組でそのニュースを流したいから、今度詳細を教えて。取材して、インタビューして、ちゃんとしっかりしたニュースとして扱いたいからね。それはとってもいい文化交流のニュースだから!」と言うではありませんか!!

・・・そう、彼は、ベルリンの有名ラジオ局のディレクターなのです!!!

小学校の時からずっと知っている親ごさんですけれど、こんなことを言われたのは初めて! 本当にびっくりしました! そして、あ、これだったのね、と思ったのです。神様が、彼に私を引き合わせようと思ってくださったのだと感じました、私は特定の宗教を持ってはいませんけれど、神様の存在は信じています。このことは、とても不思議な感じがしました。何か、かっちりと決められたことのように、彼と道端で予定通り出逢った、そんな気がしたのでした。

ベルリンでもニュースになるのは、とても良いことですし、本当に素晴らしいお話だと思いました。喜んで承諾して、それで別れたのでした。

こんなことがあるものなのですねぇ。

不思議な出来事だと思いませんか? というか、常に前向きに、イメージトレーニングをしていた成果というか?

このエントリへの反応

  1. はじめして淑子さん。
    98年からベルリンに住んでいますが、ここのサイトは2日前くらいに発見しました!ちょっと違いますが、外国人局で似たような経験がありますよ。私の場合、外国人局の担当の方がお辞めになっていて、私の申請が忘れ去られていたんです〜。ずっと緊張して待っていたのにぃ、案外いいかげんな所もありますねぇ。
    ところで少食をこころがけているとのこと。実は昨晩、腸の具合が悪くて夜中に目が覚めて、気づいたら額に汗・・・。これは何かの縁で私も少食したほうがいいのかしらん。