2014-08-29
思い出がいっぱい
突然ですが、8月いっぱいでポットを退社いたします。
昨日は送別会をしていただきました。
今日が最後の出社日です。
振り返れば3年8ヶ月、ポットで働いたことになります。
もっと長くいたような気がしていたんですが、意外と短い。
あっという間でした。
最初の2年弱は編プロ部、残りの2年弱は出版部、
2つのチームにまたがって、本当にたくさんの経験をさせていただきました。
著者のみなさま、本作りに協力してくれたあの方この方、
取材を引き受けていただいたみなさま、
クライアントのみなさま、カメラマン・イラストレーター・ライターのみなみなさま、
印刷所のみなさま、(直接面識はないですが)ポットの本を売ってくれた取次・書店のみなさま、
近所のコンビニ、弁当屋、食事処のみなさま。
そしてポットのみなさん、鉄、すず。
私の3年8ヶ月に少しでも関わってくれた方、
みなさんに本当にお世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
今ディスプレイがなぜかにじんで前が見えません。
中途入社にもかかわらず、覚えも要領も悪い私に
編集という仕事をほぼイチから叩き込んでいただき、
たくさん仕事をさせていただきました。
「〜させていただく」という表現、あまり適切ではないと思うんですが、
感謝の念でいっぱいなので、あえて使います。
機械的に杓子定規に仕事をこなすのではなく、
その本質的な意味を考えること、どういうふうに考えればいいのか、
そんなことを教えてもらったのが、最大の収穫かなと思っています(実践できているかは別として)。
本当にありがとうございました。
大変なこと、辛いこと、もちろんたくさんありましたが、
今となってはいい思い出ばかりが甦ってきます。
いつか何かで読んだのですが、
編集者の醍醐味は、仕事を理由に誰とでも会えること、だそうです。
本当にそうで、とてもたくさんの方々とつながりを持てたこと、
とても嬉しく思っています。今でも私の財産です。
ここ1年半ほどは病気で休職したり、そのあとも時短勤務だったり、
たくさんご迷惑おかけしてしまって申し訳なかったです。
せめてどーんと恩返しをしてから退社したかったんですが、
なかなかそううまくも行かず。
今後は治療優先で、少しゆるやかなペースで校正の仕事をする予定です。
なんだか思いがあふれすぎて、超長文になってしまいました。
まだ足りないくらいですが、きりがないのでこのへんでやめておきます。
長い間、本当に、本当にありがとうございました。
それではまた。