2014-04-03

翻訳書作っています

1月下旬から花粉症に悩まされ、はや2カ月あまり。
先週くらいから花粉が本気を出したようで、かなりしんどいです。
でも、どうやらポットで流行っている風邪はひかずに済んだようです。
マスク効果でしょうか。
よくわかりません。

いま、12世紀のドイツの修道女が書いた本の翻訳書を作っています。
400ページ弱の大著で、
10年かけて日本語に翻訳された渾身の原稿です。
さまざまな病気の原因とその治療法を紹介した、中世ヨーロッパ版『家庭の医学』といった感じです。
当時のキリスト教神学がバックグラウンドなので、
現代日本とはまったく違う医療と価値観です。
これがまた新鮮で、まさに異文化!

たとえば、
両耳はあらゆる声を聴きとる一対の翼のようなもの、
胃には宇宙を受け入れる力が備わっていて、
病気のほとんどは、体内のどす黒い粘液が原因だったりします。
(かなり端折ってます)

初夏刊行予定で進めています。
いまから完成が楽しみです。

4月から新入社員・田中さんが入社し、沢辺さんが復帰し、
ポットの雰囲気がまたすこし変わった気がしています。
なにごとも、新鮮な風が入るのはいいことですね。