2013-02-20
取次搬入(学習メモ1)
私がゴミ出しにいそしんでいた今朝早く、書店さんから電話が入りました。
「『ず・ぼん18』はまだ書店に届かないのでしょうか」というのが電話の内容で
した。そんなに早く売りたいのかな……と、嬉しく思いつつも、きのう各取次へ見
本を送ったこと、そして、書店に届くのは恐らく来週の後半になることを伝えま
した。
以上の内容をポット出版部に報告したところ、那須さん(今日は自宅で療養中)
から、「今後こういう電話があったら、25日(月)に取次搬入です、と
答えるように」とのメールを貰いました。
ここで「?」と思ったことは二つです。
一つは、トリツギハンニュウとは何ぞや?ということ。
もう一つは、25日という日にちは何処から割り出されてくるのか?ということです。
さっそく大田さんにSOSを発したところ、とてもわかりやすく教えてくれまし
た。忘れないうちに、学習メモとして以下に残します。私の解釈が間違っていた
ら、指摘をお願いします。
ポットから各書店へ本が届くまでには、いくつかの段階がある。
1.ポットの制作した本が、大村紙業に託される。
2.大村紙業が各取次にポットの本を搬入する。
3.取次に本のデータが登録され、各書店への本の振り分けが決定する。
4.取次から、書店に本が届く。
取次搬入とは、3.の段階のことを指すようです。
では次に、25日(月)の根拠について。
2.の段階から3.の段階に至るには、数日を費やします。取次はまず、本のデータを登録する必要があります(作業A)。次に、どの書店にどれだけの部数を割り当てるのかを決定しなければなりません(作業B)。今回の『ず・ぼん18』の場合は、注文を出した書店に対して本を送る、という体制になっているので、(作業B)は必要ないそうですが、それでも、大村紙業から本が搬入されてきてから、なか二日ぐらいはかかるとのことです。
従って、上記の「三つの段階」に『ず・ぼん18』の旅程をあてはめると、
1.2月19日
2.2月20日・21日・22日
ー23日と24日は休日なので休みー
3.2月25日=取次搬入
となります。
では、肝心の4.書店に本が届く日、はいつなのかということですが、これは書店の規模や地域によってもまちまちです。ただし、各書店さんは、取次搬入からどれくらいの日数で、自分の店に本が到着するのかを了解しています。だから、今朝の電話には「25日(月)に取次搬入です」と答えれば、正確な日にちを書店さん側が把握することが出来たのだ、というわけでした。