2010-06-29

ギター修理に21万円も使ってしまった。MARTIN-D-18vs

MARTIN_D_18vsjpg

新宿ゴールデン街で長く流しをしていたマレンコフさんが亡くなった。もう半年以上前のはずだ。
僕は何度かゴールデン街で伴奏してもらったことくらいしかないのだけれど、
ポットの会長=飯島洋一が、亡くなるまえに親交を深めていた。
そんなことで、飯島会長が形見にマレンコフさんのギターをもらい、飯島会長はギターを引かないので、
長期無料貸出し、ということで預かった。
楽器なんだから時々弾いてやってくれってことで。

MARTIN/D-18vs
という12フレット・ジョイント&スロテッド・ヘッド仕様のギターだ。
ところが、このギターは、マレンコフさんが踏んづけていて、ウラ側が割れていた。
そこで、修理にだした。
ネックも反っていて、ブリッジも削れていたんで、そこも修理してくれちゃった。
割れもきれいにくっつけて、塗装もし直し。
おかげで24万円ということ。
ギターマイクもつけないことには、実戦に投入できないんで、2万円のマイクをつけて。

最初は「必要最小限の修理」「見積もりは連絡する」ってことだったんだけど、
半年間ほとんど連絡がなかったこともあって、電話でちょっとブーたれた。
4万円負けてくれて合計23万円。とほほ。最初は10万円代でなんとか、って言ってたんだけど。

でも、なおったものをみたら、やらないでよかった修理はなかったな、と思い返して、
黙って23万円の(つまり4万円負けてもらった額で)支払い。
とくにネックの修理は素晴らしく、ブリッジを取っ替えてことで、
ずいぶんと弾きやすくなった。あーだけど、23万円はイタかったな。

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・バック割れ 整形・接着・割れ止め・生地出し塗装 85,000円
・サイド割れ 整形・接着・割れ止め・塗装 25,000円
・バック力木剥がれ 4カ所接着・ライニング接着 20,000円+10,000円
・ブリッジ剥がれ 接着 25,000円
・ネック反り 指版削り修正 60,000円
・リフレット ナット&サドル交換 15,000円
 他 ヘッド割れ Peg分解クリーニング他
合計 240,000円
△ 40,000円
Pickup 20,000円