2006-06-15
日本経済新聞社 消費産業部の記者
メディアや読者から、ポット出版で本を発行している著者に連絡を取りたいという問合せが、ときどきやってくる。
僕らも著名人などになにかを依頼したいときに、出版社などに問合せすることがあるわけで、できるだけちゃんと答えようとしている。
答えるときのルールは
メールやファックスで簡単な依頼書を送ってもらい、著者に転送する
としてる。直接、著者の連絡先を教えることはあまりない。
メールはポットサイトの「お問い合せフォーム」を使ってもらってる。
2006年4月17日13時32分発のメールが届いた。
日経新聞消費産業部の記者の「吉野」という人からだ。
内容:伏見憲明様にお尋ねしたいことがございまして連絡させていただきました。
日本経済新聞社 消費産業部の記者で吉野と申します。今、LGBT市場に関する記事を書いておりまして、できれば日本のLGBT人数、市場規模などご存知でしたら教えていただきたくご連絡いたします。お手数ですが、教えていただけると助かります。
連絡先は携帯000−0000−0000 会社03−0000−0000です。誠に勝手ではありますが、できましたら今夜(4月17日)中に教えていただきたくお願い申し上げます。
LGBTとは、レズビアン+ゲイ+バイセクシュアル+トランスジェンダーのことだ(←沢辺の注)
僕もLGBTの市場規模、に関心があったのだけど、実際にそうした調査を見つけることはできず、「多分ないだろうな、QJrで調査するのもいいかな?」みたいに考えてたので、伏見さんも具体的な数字や調査を知らないだろうな、と思いながら、伏見さんにメールを転送。
また、午後1時半にメールしてきて、今夜中に「教えてくれ」も失礼だし、なんか「教えてくれて当たり前」みたいな態度のメディアの人が多いように思うこともあって、少しムカッとはしていた。
その後、伏見さんに聞いた。
その日のうちに電話して話した、
【翌朝電話したが「吉野」記者はつかまらず、昼ごろ電話がきたらしい。】
数字的なデータはないが、答えられる範囲で答えた、
4月19日の「日経流通新聞」にそのテーマで記事になってるらしいが、送られてもいない
といったことだった。
注●2006年6月16日(金)00:05に横線部を修正、【】を追記しました。
記録をもう一度ガサッたら、当日ではなく、翌日だと伏見さんはいっていたということだった。沢辺記
そりゃイカンな、と思いながら、僕は勝手に4月29日に「吉野」さんにメール。
○○○○さま
先日↓の問合せをいただいたポット出版の沢辺といいます。
この御問合せいただいた、記事は掲載されたのでしょうか?
もし、掲載されたなら、いただくことはできませんか?
いただけたら、伏見さんには、僕から郵送しておきます。
掲載されたのか、されていないのかだけでも教えていただければ助かります。
よろしくお願いします。
しかし、返事はこない。
5月連休があけたところで、直接携帯に電話したところ、つながったので、
掲載紙をファックスでいいのでおくってと依頼した。
伏見さんには、参考になる話を聞けなかったので……、みたいなことを言いやがって、ムカッと来る。
それでもって、翌々日の5月11日、やっと記事をファックスしてきた。
なんとそのファックス送信票には、手書きで
ご参考までにお送りいたします。
何らかの引用などをお考えの際は、弊社、著作権管理センターまでご一報ください。
よろしくお願いします。
と。
アゼン、だ。
おやおやな新聞記者
ポット出版の沢辺均が出くわしたとほほな日経記者。そういう記者はいっぱいいる(ワイ自身も自覚がないだけかもしれないけれど)。
当該記者もそうだけど,メール・FAX・留守電などで…