2005-11-02

バンドをはじめました

バンドをやりはじめました。
メンバーは女性ボーカル、友人がエレアコでリズムギター、音楽にひたって生活してるやつになかば先生役をおしつけてまして、その人がドラム、そして、僕がリードギターです。

さて、僕はリードギターの経験も、ましてやバンドをやったこともなければ(カスリくらいはしたんですけど)、発表会(ライブ)も未体験です。一応10代で一生懸命にコードを覚えて、B以外は、まあ押さえられるくらいかな。右手は、アルペジオ系は全然ダメで、ジャンジャカストロークしかできないんです。
得意の「本当のことの一部を10倍、100倍に大きくして話すホラ話」でいえば、リハーサルで角田ヒロの代役でドラムをやってたことがありますがね。
つまり、ほとんど初体験。

僕がよく社員達にする説教にはいくつかのパターンがあります。
「おまえがわからないのは当たり前なんだ。それを自覚し、わからんことはちゃんとコトバにして訊け」
とか「わからないという自覚があって勉強するんだから、そんなことでいちち落ち込む必要はない」です。

で、バンド練習では久しぶりに、
どうすればいいのかわからない。
わからないことがわからない。
自信がないから、臆病に縮こまってギターを弾いて、ますますへたくそになる。
質問する元気もないくらいに落ち込む、
といった感覚を持ちました。

思えばもう何十年も、そうした感覚をもったり、
はったりでカワシタリしてはならない、という立場になったことがありませんでした。

説教される側の気持ちをわかっていたつもりになっていたんだけど
(つまり、オレだって若いときはそういう恥ずかしい思いをイッパイして勉強してきたんだ、みたいに)
実際にバンド練習で、できない自分、という思いをホントウに持つと、
それは「オレだって知っている、わかっている」という感覚とちがってました。

スゴイ、落ち込みます。

もう一つ思ったことがあって、それは、ストレスと仕事/趣味とストレスの関係、ってことなんですが、
とりあえずいったん、今日の日誌はおしまい。