2004-10-27

読者からのメールです!

先日ご紹介した読者の方で、突発的なアトピーでお悩みだったmさんから、またお便りが届きました。どうもありがとうございます。とても素敵な素晴らしい情報満載のお便りですので、サイトでご紹介させていただきますね。

青木さん、こんにちは。

こんにちは!

先日は、私からのメールをわざわざメッセージ中で取り上げていただき、ありがとうございました。

いえ、こちらこそ、沢山の情報やアドバイスをありがとうございます!
とても参考になりました。他の読者の方からも、ためになったという感謝のメールが届いています。

さて、きのう、インターネットであちこちを見ていたら、ある方のページを通じて、こういうニュース(BBCのニュースです)を見つけたのです。もう、1ケ月も前のニュースなのですが。

なんでも、突発性両側性感音難聴という病気で耳の聞こえが悪くなった方の回復に、ビタミンE400mgを1日2回摂取することが、効果がある、というのです。ちなみに、突発性両側性感音難聴については、次のページに日本語の説明があります。

おお!! それは知りませんでした。銀杏の葉のエキスがかなり良いという話は聞いていましたけれども、それに実際銀杏の葉のエキスを飲むと、血液の循環が良いような気がします。なので、私はできるだけ飲むようにしているのですが、実際サプリメントとして、知らないながらもビタミンEは毎日飲んでいます。200mgを2回ですから、上記の半分の量ですね。

おそらく、この病気は、青木さんのコーガン・シンドロームとはまったく種類の違う病気なんだろうとは思うのですが、聞こえが悪くなる病気という意味では、共通点があるのかな、と思ったので、お役に立つかもしれないから、お知らせしよう、と思いました。(もしかしたら、既にこのニュースはご存じだったかもしれませんけれども。)ちなみに、この内容をまとめますと……。
どうも、これらのページの説明によると、この病気は、大抵の場合、これといった理由もなく突然聞こえが悪くなる病気のようで、BBCのページの説明によれば、そのうち2/3の方は何もしなくてもいずれ良くなるのですが、1/3の方はなかなか治らないそうです。ところが、今回、ニューヨークの耳鼻咽喉科の学会で、興味深い研究結果が発表されたというのです。記事によると、テクニオン=イズラエル・インスティテュート・オブ・テクノロジーというところで行われたこの研究では、なかなか治らない方たちに対して、まずは病床についてもらい、ステロイドを使ったり、二酸化炭素と酸素を混ぜたものをマスクで吸入するようにしたり、といったスタンダードな治療を行ったそうです。そして、その中の方の半数には、さらに、ビタミンEの投与も行ったそうです。
そうしたら、スタンダードな治療だけを受けた方たちの中にもそれなりに回復した方たちはいらしたのだけれども、通常の治療に加えてビタミンEを投与された方たちのうちで回復された方たちの回復ぶりは、ビタミンEを与えられなかった方たちに比べてずっと良かったようなのです。というのは、その方たちは、退院されるまでに発病前の聴力の75%までの回復を見せ、しかも、退院後も、引き続いてさらに回復していったというのです。

それは素晴らしい報告ですね! びっくりしました! 私は、もちろんmさんが書いてくださっているような治療はすでに受けています。ステロイドもそうですし、酸素吸入もやりました。でもダメでした。その時に、マグネシウムを飲むといい、とドイツの先生はおっしゃったのですけれども、ビタミンEの投与というのは聞いたことがありません。けれども、甲田先生のところでは、ビタミンEはいただいたことがあります。う〜〜ん、mさん!!
ありがとうございます!何か、希望を与えてくれる内容で、幸せを感じます!とっても嬉しいです!

記事中で紹介されている専門家によると、動物の場合を例に取ると、騒音による障害や薬物の影響で聞こえが悪くなった動物の内耳には、活性酸素によるダメージが見られるのだそうです。ですので、この病気の患者さんの場合にも、おそらく同じようなことが起きている可能性があり、そして、おそらく、そのために、抗酸化作用の強いビタミンEが回復に役立ったのではないか、ということなのです。

そうなのですか・・・。今私は1日に400mgしか飲んでいませんけれども、これを800mgにすればいいんですよね。何でもチャレンジしてみたいと思います。

そこで、だとすれば、ビタミンEだけでなく、他のさまざまな抗酸化物質も聴力の回復に役立つのではないか、ということで、現在、そういったいろいろな抗酸化物質の効果を調べるための同様の研究を行うための予算取りをしているところだ、ということでした。

本当ですか!! それも朗報ですよね。予算が通ったら、多くの難聴で困っていらっしゃる方にとって、快復のチャンスがより多くなるっていうことですものね。

これを読んで思ったのは、「やっぱり、これといった明確な原因もなくカラダの機能がおかしくなる時というのは、多少なりとも活性酸素が関係していることが多いんだなあ」ということと、「だったら、甲田療法の青汁は、それこそ抗酸化成分のカタマリなのだから、青汁を飲んだらもっと効くんじゃないかなあ」ということです。

そうなんですね!! やはり甲田先生は素晴らしいですね! 西先生のメソッドから始まり、甲田先生の究極のメソッドに行き着いた私ですけれども、やはりこのまま信じて進みたいと思いました。

実は、今医療(特に予防医学)や健康の専門家の間で注目されている「分子矯正生物学」でも、病気というのは、細胞が健康でなくなるから病気になるのであって、たとえ菌やウィルスの感染が関係しているような病気であっても、それは細胞が弱ったり傷ついたりして正常に働いていないから、菌やウィルスに負けるのであって、菌やウィルスのせいで病気になるのではない、ということで、まずは体内にたまった有害物質を解毒・排泄することや、細胞が傷を修復し正常に働けるようになるために必要な栄養を充分に摂取する、ということを重視していますよね。そして、そのためにもっとも重要な栄養素として注目されているのが、抗酸化物質と酵素なんですよね。

は〜〜。すばらしい! そうなんですね。私は甲田療法に出合った時、現代の医学の最先端を行っているな、と直感したのですけれども、結局のところ、そういうことなんですよね。研究のプロセスは違っても、到達する所は同じなのかもしれません。実際、私自身も脱線した時に、つまり食事が増えた時に排便できなくなっていると、体内にたまるという意味を考えざるを得ません。有害物質は、飽食の時に体内にたまる可能性が高くなるように感じます。そうしたものを、スイマグなどでしっかりと外に出して、さらに宿便も排出できれば、それこそ本当に健康体になれるのだと感じます。

栄養学の分野でも、これらは、旧来、あまり注目されてこなかった成分なのですけれども、最先端の栄養学では、これらがもっとも重要視されているんだそうです。

わ〜!! なんだか感激です!! とても興味深いお話です!!

例えば、酵素について言えば、酵素というのは、一生の間に体内で作られる量が決まっているのに、毎日の消化活動などで、大量に消耗してしまうので、傷ついた細胞の修復などに酵素をまわせるようにするためには、どんどん生のものを食べて生きた酵素を外から取り入れるようにすることが、必要なんだそうです。
しかも、できたら消化に負担をかけないジュースのようなかたちで取り入れるほうが、消化のために酵素を無駄遣いする率をさらに減らせますので、カラダの回復と機能のリセットを積極的に狙う場合は、断食と青汁の組み合わせというのは、とても有効なんだそうです。

おお!! もう、脱帽です〜〜〜!! (涙・・・)

なんといっても、青汁は、酵素と抗酸化物質の宝庫ですものね。
加えて、玄米にも、ビタミンEなどが含まれているわけですから、甲田療法をきっちりと続けていたら、青木さん、きっと、耳が良くなられるだろうなあ、と、このBBCの記事を読んで、あらためて思った次第です。

ありがとうございます!! mさんの励ましのお言葉も、私にとっての大切な酵素です。

というのも、私はもちろんよく知らないのですけれども、コーガン・シンドロームで聞こえが悪くなることにも、活性酸素は、きっと関係しているだろうな、と思ったからです。というのは、以前、発症にはストレスが関係している、と書かれていましたよね。だとすれば、ストレスというのは、ものすごく活性酸素を発生させて、細胞を傷つけたり、炎症を起こしたりするわけですから、だったら多種類の抗酸化物質と酵素を摂ることが絶対に効くはずだ、と、シロウトながら、思ったのです。

もうもう、本当に感激で涙が出ます!! そうなんです、私の病気の原因は、今わかっているのはストレスというだけなのです。実際、私はものすごいストレスの中で暮らしていましたので、mさんのおっしゃるように、活性酸素を発生させていたんでしょうね。となれば、甲田メソッドは私にとって、どんぴしゃな療法だったわけですね。すごいです・・・・!

(そういえば、前回メールを差し上げた時にひどかった私のアトピーは、もうすっかり良くなってしまいました。食べ物も、何を食べても痒くなることはもうありません。急性の症状だったので、青汁その他がとても良く効いて、あっという間に回復できたのでしょう。)

おめでとうございます!! mさんの探究心と情熱、そしてご自分に合った方法を見出して信じて進められたことが、きっと良い結果をもたらしたのでしょう。素晴らしいです!! もう痒みがなくなって、本当に良かったですね。今、アトピーでお困りの方にとって、明るい希望の持てるお話だと思います。

閑話休題。何か、坊主に説法、という感じで、知ったかぶりなことをいろいろ書いてしまいましたけれども、もしかしたら、お役に立つかな、と思う情報を見つけたがために、ついつい、張り切ってしまいました。ドイツの冬はとても寒いと聞いています。これからもカラダを大事になさって、暖かくお過ごしくださいね。では。

私はmさんが書いていらっしゃる内容は全く知りませんでした。ただ、甲田先生を信じて精進していれば、必ず治ると信じて生きているだけで、いたってシンプルというかなんというか・・・もう少し時間を作って、ちゃんと私も調べる必要があるなぁ、と感じていました。mさんの貴重な情報で、ますます甲田先生の素晴らしさを確信しています。mさんからいただいた情報は、どれもこれもとっても役に立ちますし、心がこもっているからわかりやすく説明してくださっていて、大変参考になります。多くの読者の方が私と同じように感じて真剣に読んでいらっしゃると思います。

本当にいつもいつもありがとうございます!!
mさんのおかげで、今まで以上に前向きに少食と甲田療法を進められそうです。ご恩返しは、このサイトで私が完治することだと思っています。できるだけ脱線しないように、志を高く持って生きていきたいと思います。
mさんも、どうぞいつまでもお身体には気をつけてお過ごしくださいね。アトピー完治、おめでとうございます!