2004-11-06
Mさんからのメール その1
皆さんは「魔女鍋のMさん」のことを覚えていらっしゃいますか?(笑) そうです、アイデアが抱負で研究熱心な、そして文章がチャーミングな読者の方で、いろんな情報をご提供くださっているMさんです。Mさんの情報や、アトピーな治ったというお話で、沢山の読者の方が励まされて、感動しましたというメールもいただいています。Mさん、ありがとうございます!
そのMさんが、またまた素晴らしい情報を送ってきてくださいました。
まずはその1です!
青木さん、こんにちは。
*こんにちは!! いつもありがとうございます! お身体はいかがですか? きっとハッピーにお過ごしのことと思います。魔女鍋、作っていますか〜〜! 食べてみたいですね。それを食べると、あっという間に病気が治るっていうのがいいですけれども(笑)。
このごろ、青木さんのサイトでご紹介されているいろいろな方からのメール、読ませていただいて、とても感動しています。長年生菜食を実行して、好転反応を乗り越えていらした方たちの体験には、ほんとうに感動しますし、頭が下がりますね。私も、アトピーが良くなってから、ついつい脱線続きなので、この辺で生食に戻らなくちゃ、と心を引き締めています。日本では台風の影響で野菜がおそろしく高くなったのが、ちょっとお財布にイタイのですけれども。
*そうですってね。野菜が高くなるというのは、甲田療法をしている私達には、本当に切実な問題、厳しい現実ですよね。私は、時々1日2回の青汁の1回を、粉末タイプで済ませてしまうことがあります。週末や忙しい時などには助かりますけれども、やっぱりちゃんと生のお野菜で作りたいですね。
さて、このあいだも、青木さんにメールしたばかりなのに、お忙しい青木さんに、こんなに頻繁にメールしたら、かえってご負担になるんじゃないかな、と思いながら、つい、また、書きたいことが出てきてしまいました。
*そんなことないですよ〜〜!! いつでもウェルカム! です! そしてMさんはとっても博識でいらっしゃるし、楽しい文面だし、すでに多くの読者が楽しみにしていますよ。もちろん、私もとっても楽しみなんです!いつもありがとうございます! とても勉強になります。
それは、青木さんが書かれていた「ムコファルク」に関することです。「ムコ」って聞いて、すぐ、「あ、ムコ多糖のことだな」って思ったので、念のために、インターネット等でいろいろ調べてみました。
*え〜〜!! ムコと聞いただけで、それが何なのかおわかりになるんですか!!???素晴らしい〜〜!! で、今これを書いているのが11月5日の午後2時、早速近所の薬局に行ってムコファルクを購入しようとしましたら、300g入りの大きな缶しかないとのこと!う! ちょっとそれはリスキーな感じ・・・もしもあまり私に合わないようであれば、やっぱり残ってしまうでしょうし、味も心配・・・。なので、小さい缶を注文してきました。少々お待ちくださいね。成分を読んでみますね。
まず、「ムコファルク」というネーミングのことですけれども、ムコはわかるけれども、ファルクというのは、英独辞書で調べたけれども、わかりませんでした。きっと、原料の植物名に関連するものなのか、あるいは何かをもじった造語なんでしょうね。
*ほ〜〜!!(←何も考えていなかった人) Mさんには頭が下がります・・・。今だに辞書も引いていない私・・・。申し訳ない!!
でも、ムコがムコ多糖体のことだというのは、間違いないと思います。「ムコ」っていうのは、「ネバネバ」という意味で、水分を与えるとゼリー状になるのが特徴なんです。それに、「ムコ」がついた食物成分は、多分、「ムコ多糖(体)」しかないと思うからです。
*そうなんですか!! たぶん当りですね! たしかに友人のSさんは、水を入れるとどろどろ、ねばねば状態になるって言っていましたから。
で、多糖類というのは、単純な糖の鎖が長くつながっている物質のことだそうです。いっぽう、糖の鎖が短いのは少糖といって、オリゴ糖なんかがそれにあたるそうです。種類でいうと、ヒアルロン酸、コンドロイチン、コラーゲン、グルコサミン、ケラト硫酸、デルマタン硫酸、ヘパリンなどがそうなんだです。
*す、素晴らしい!! でも糖分って、甲田療法では摂取してはいけないのですよね??? あれ、大丈夫なのでしょうかね??? とにかく成分を見てからですね。なんだか私、さっぱりわかっていない人・・!
そして、このムコ多糖体は、年齢とともに失われる成分の一つであり、カラダを構成する上で欠かせないものだということがわかりました。家でいったら、もろくなりがちな建材に染みこませる補強液、建材を組み立てている接着剤、隙間を防ぐ防水パッキング、建材の劣化を防ぐための塗料のようなものだろうと思います。
*わかりやすいです〜〜!! もろくなった私の体、不死鳥のように蘇るのでしょうか??
それで、ムコ多糖体の具体的な効能をあちこちで調べてみたんです。そしたら、
●マグネシウムイオンなどが細胞内外を移動するのを助けること
●ビタミンやカルシウムなどの吸収を良くすること
●解毒や新陳代謝を盛んにすること
●血圧を安定させ、動脈硬化を防ぐこと
●皮膚や粘膜や内臓や血管壁をうるおして、弾力を取り戻させ強くすること
●眼精疲労を防ぐこと
●脳を活性化すること
●自律神経を整えること
●骨密度を上げて骨粗鬆症を防ぐこと、
●すり減った軟骨を修復したり関節の潤滑液を豊富にして、腰痛や関節痛を改善さ
せること
●活性酸素の害に負けなくなること
●自然治癒力を上げること
*ひぇ〜〜!! そんなにいろんな効用があるのですか!! すごいですね。ものすごい力があるんですね、ムコさま。
などがわかったのですけれども、その他に、なんて書いてあったと思います?なんと、
●難聴・耳鳴りを改善する、ということと、
●膠原病に著効がある、ってことが
(それぞれ別の箇所ですけれども)書かれていたんです。
すごいでしょう?それ以上詳しくはわからなかったんですけれどもね
*ええ〜〜〜〜!!!!!!!!!(←かなり驚いている状態です。あご、はずれそうなくらい大きな口をあけてびっくりしています。)
もちろん、腸壁の粘膜を潤したりマグネシウムイオンの移動を助けるということから、排便にも役立つということなんでしょうね。(でも、マグネシウム系の便秘薬そのもののかわりに充分なるか、っていうと、シロウト考えながら、そこまではならないんじゃないかとは思うんですけどね。マグネシウムそのものを取り入れるわけではないので、便を潤すために使えるマグネシウムの絶対量は増えないわけですから。)
*なるほど!! Sさんに聞いたところによると、ちゃんと排便できているそうですが、でも、彼女の「ちゃんと」は、私達甲田療法をしっかりやる場合の「ちゃんと」とは、もしかしたら違うかもしれませんね。その辺を近々またSさんに会うことになっているので、聞いてきます。
ちなみに、ムコ多糖体というのは、動物性と植物性があるんだそうです。動物性では、サメ軟骨、フカひれ、スッポン、ツバメの巣、うなぎ、どじょう、鶏皮などに含まれているそうです。あと、煮汁が煮こごりになるようなものですね。それですぐ思い浮かべるのはゼラチンですけれども、ゼラチンというのはタンパク質ですよね。で、ムコ多糖体というのは、生物の体内では、タンパク質と結びついてムコタンパクというかたちで存在してるそうですから、ゼラチンなんかとも結びついて存在しているのでしょう。
*・・・絶句・・・・さすがお医者様のお嬢様だけあって、素晴らしいです!! 私は、どんなにサイトを紹介していただいても、ここまでいろいろちゃんとまとめて把握することができないのではないかな、と思います・・・。本当にわかりやすくいろいろ教えてくださって、感謝しています!! なんだか、面白い展開になってきているような・・・。ドキドキ!!
で、植物性では、山芋、オクラ、なめこ、納豆、海藻、アロエベラの葉肉などに含まれているんだそうです。
*わ! 私は全部好きです!! ねばねば系の食べ物が好きなんですよ。アロエの葉肉にもあるんですね。アロエのエキスのいろんなサプリメントは、こちらでも沢山種類があって、楽しめそうですね。今度何か買ってみようと思います。
青木さんがお書きになっていた「ムコファルク」というのは、樹木から取られたものだということですから、これは、植物性のムコ多糖体ということになるんでしょうね。
*そうですね! でも薬局で売っているんですよ。BIOじゃないみたいな・・・。
それにしても、調べれば、いろいろ、役に立ちそうなものって、出てくるもんなんですねえ。どんなものであれ、うまく使えるものであれば、使ってみて良くなれれば、それでいいんですものね。「ムコファルク」が、うまく甲田療法と両立できればいいですよね。
*そうですね、ドイツで甲田療法をご紹介できたら、と思っていますけれども、(甲田先生のリクエストで、ドイツにいらしたら100人のドイツ人の患者さんを診てくださるって言っていらしたし!!それは夢だけで、実現するかどうかはわかりませんけれども、もしもまだ先生がそういうお気持ちでいらして、ご希望でしたら、やっぱり実現したらいいなって思います。)その際、やはり甲田療法で必要な物を、全て
ドイツで購入できるのが理想だと思っているんです。なので、このスイマグ問題は、ポイントだと思っています。両立、あるいは甲田療法のスイマグの代替品になるか・・・。この辺ですね。
でも、Mさんのおかげで、もしかしたらムコファルクが耳鳴りや膠原病に効果があるかも、という希望が見えて来ました! 本当にどうもありがとうございます!!
ちなみに、以上のことを調べるには、例えば、こんなところを見ました。
(サプリメントの通販のページが多いんで、なんか、商業サイトの紹介みたいに
なってしまいますけど。)http://diet.de-blog.jp/health/2004/10/post_20.html
http://fusenneko.hp.infoseek.co.jp/j-hy.htmhttp://www.woodnote.co.jp/link/aloe/juice.html
http://www.naoru.com/konndoroitin.htm
本もいくつか出てるみたいです。例えばこんな本。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413032403/3w-asin-books-22/250-3354550-3786620
そして
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4828202455/3w-asin-books-22/250-3354550-3786620
後者の本の紹介はこちらにも
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4828202455.html
*わわ!! 本当に何から何までありがとうございます!!
いろいろありますね〜〜!! 興味深いです。どうもありがとうございます!! 上記をうまく編集できず、皆様がアクセスされる時は、ペーストしてアドレスにはりつけて見てくださいね。次回からはもっとちゃんとできるようにしますね。ごめんなさい。
さて、最後に、最近読んで、とても考えさせられたストーリーが、ある方のホームページに載っていましたので、ご紹介したいと思います。これ、特に甲田療法を続けるべく、強い意志を持って頑張っておられる方たちには、何か身につまされる、そしてある意味で参考になるようなストーリーだと思うんです。(もちろん、当人の単なる思い込みだけじゃなくて、大いなる力が背後に働いているんだとは私も思うのですけれども。って内容を読んでいない人にはわかりませんよ
ね。)よかったら、ちょっと読んでみてくださいね。では、もうすぐホリデーシーズンに入りますけれども、息子さんやお友達ともども、楽しくお過ごしくださいね。嬉しいことがたくさん青木さんにやってきますように。
*心のこもった、そして情報満載のメールをいつもありがとうございます!! 上記の「一切れのパン」読ませていただきました。もう・・・あまりに心を直撃する内容でした。ぐっときました。特に今、このような時ですから・・・。読んでからしばらく放心状態になってしまいました。 ご紹介くださり、本当にありがとうございました! 読んでよかった、とすごく思うお話でした。
毎回Mさんからは、サンタさんからのプレゼントのように、沢山の情報という贈り物をいただいています。本当にありがとうございます!! いろんなことを知ることで、ますます頑張れそうです。前向きに過ごしますね!! (でも、昨日は息子と外食でちょっぴり脱線したのですけれども・・・。笑)
Mさんも、ご家族の皆様と、ラブリーな魔女鍋を囲んで、ハッピーな日々をお過ごしくださいね!! 今度、どんな創作お料理をご家族の方に作っていらっしゃるのか、教えてください!
そして、Mさんのメールは、その2に続きます。