2003-12-04
読者のみなさんからのお便り
12月です。師走です。わさわさします。
ヨーロッパはクリスマスが近づきますと、なにやら慌しい雰囲気がありますね。うきうきする感じもありますけれども、今年はクリスマスに何を作ったら良いのか、前もってしっかりと考えないといけないなって思っています。ヘルシーでいてゴージャスなパーティ用ディナー。
もちろん、グリーン・ピューレをふんだんに使って!! まずは青汁で乾杯ですね、やっぱり・・・・。
さて、すぐに更新させていただきましたのも、これからいつ更新できるかわかりませんので、できる時に多めにと思いまして。
・・・ということで、今日はサイトを読んでくださっている方からのお便りを、3通ご紹介したいと思います。(なので写真はなしです)
1通目は、何度かメールをくださいましたTさん。アトピーを治すために、甲田療法を本を読みながら実践していらっしゃる方で、前にもこのサイトでメールをご紹介しました。いつもありがとうございます!
先日、東京の西式健康法をやっておられる渡辺正医院へ行ってまいりました。
先生は大正11年生まれでかなりのご高齢ですが本当にお元気でびっくりしま
した。肌につやがあり、行動はテキパキとしていますし、不健康な若い人より
よっぽどお元気です。健やかに老いるとはこういう事なのかと改めて思い
ました。
東京在住の方は、甲田医院までいらっしゃるのは大変ですよね。渡辺医院で診察を受ける方も多いと聞いています。
診察の際に、手を見て頂いたのですが甘いものを食べ過ぎちゃいかんよ、と言
われびっくりしました。
アトピーでは特に砂糖と油は良くないようで(勿論過食もですが)僕は特に
脂っこい肉類や揚げ物などを好んで頻繁に食べていた訳ではないのですが甘党
で、ほぼ毎日一回は食後に少しですがお菓子を食べていました。また、以前は
喫煙もしていましたし、ジュースの類いも飲んでいました。
僕は今こそ多少マシになりましたが、休日で予定がないときなどお菓子をどっ
さり買い込み食事代わりにお腹いっぱい食べていました。
肉や揚げ物でなくともスナック菓子などは体に悪い油まみれですものね。
アトピーにとっては最悪の事をしていた訳です。
なるほど。Tさんの場合も、甘い物などの摂りすぎだったのですね。
渡辺医院では西式の運動と食事がメインですが甲田医院と違って、食事に関し
ては動物性の物も食べるようにしているようです。
入院患者さんのための給食の献立を頂いてきましたが、おおよそ玄米飯、汁も
の、副菜、主菜となっており、特に主菜には魚のフライや、肉じゃが、ビーフ
シチューなどもありました。まだ、食べた事ないのですが、自分としても内容
もそうですが、量的にどのくらい食べるのか今でも試行錯誤しているので、予
約を入れておけば診察の際に外来でも食べる事が出来るようですし、食べてみ
ようと思っています。
いろいろな方法があるのですね。患者さん一人一人が、自分にぴったりの療法を見つけて実践されるのが良いですね。
それとこちらは青泥なんです。昼夜の食事の際に一緒にたべます。量的には
コップ一杯約150g。
先日の診察の際には青泥を頂いてきました。
思っていたほど苦くはなく、甘味があるんですが、やはり美味しくないです。
笑笑!! 私はもう、美味しいと思いますよ。本当に!
コップ一杯食べるのに10分ぐらい掛かってしまいました。
それからは自宅でも青泥にしていますが、お腹が張ったり、口角炎が出来たり
といった事もなく便の量が増え、色も良い色になってきたので暫く続けてみる
つもりです。
いいですねー。私も早くグリーン・ピューレ入りの(←もう使っております!)青汁になったらいいなって思います。
先日の診察の際に、西式の運動もやってきました。
それを機会に最近は食事だけでなく、西式の運動もやろうと思い始めたのです
が病院では機械を使ってやったので、金魚や背腹運動も比較的楽に出来ます。
自宅で自力でやるのは結構大変です。
慣れれば楽しい体操になりますよ!!
という私も、ちょっとだるいとできなくなってしまうんですけれどもね・・・。でも、いつも心に体操のことがあれば、ちゃんとできるようになる日が来るって思っています。
折角、先生に見て頂いたのに自分の力量以上に食事や断食をやったせいか食欲
が爆発してしまいました。
ラーメンは食べるし、すし、お菓子もたべました。
それも苦しくなるほどお腹いっぱいに・・・
いえ、おそらく良くない物でもたまに少しであれば大事には至らないと思うの
ですが、僕の場合たまの一口をきっかけに箍が外れてしまって、お腹も空いて
いないのに、もう満腹なのにどんどん食べてしまうんですね。本当に駄目な見
本です。
これは、あまりご自分を責めない方がいいです!
というのも、甲田先生の本にもありましたけれども、皆さんほとんどそうなってしまうんですよ!! 大丈夫です、Tさんだけではありませんから。そういう私だって、かなりアブナイんですよ。もしもお菓子など買い置きしていたら、見事に全部食べてしまうでしょう。
それが怖いから買わないでいるんです。息子のおやつも買わない。
家の外で食べてもらっています。(あるいは私の手製のおやつを与えます。)でも、だんだん慣れてくると、不思議なことに心も身体も落ち着いてくるんです。きっと時間が解決してくれると思います!
脱線を何度もし、その度に痛い目に会っているのですがそれでも繰り返してし
まう自分の欲の深さに呆れてしまいます。
みんな同じような経験をしているのです。Tさんだけじゃないです。
最初からすんなりできる人は本当に稀でしょう。ストレスにならないように、そういう「できない」自分もしっかりと受け入れて、どうか自分らしく進んでくださいね。私も同じです。ただただ前を向いて進みましょうね!
2通目のお便りは、初めていただきました、甲田医院に通っていらっしゃるというKさんという方からのメールです。ありがとうございます!
私も、甲田先生の患者です。
リウマチ等でこの療法を始めて、1年8ヶ月です。
私の場合、玄米・お豆腐を1日2回食べられるので生菜食よりずっと楽なので
すが、時にはつらくてたまらなくなります。そんな時、青木さんの日記を読ま
せてもらうと、勇気をもらえます。
そうですか! ありがとうございます。私も、こうやって甲田療法を2年近く実践されていらっしゃる患者さんからのお便りをいただき、嬉しく思いますし、励みになります。私など、まだまだ新米ですので。
青木さんの1日のメニューを拝見すると、厳しい生菜食なのに私なんかより
ずっと精神的に余裕をもっておられるな〜と感心しました。
いやいや、そうでもないですよー。最近でこそ、お腹も減らなくなったし、目もそれほど食欲を感じなくなったものの、もう、どうしたら良いのかわからなくなる時もありました。どうしても何か食べたい! という衝動にかられる時もあったんですが、そうなると私ったらいろんな引き出しを開けて、食べ物がないかいきなりチェックするんですよ。
何もないって知っているくせに・・・。その後はっと我に返って、「あ、そうだ、こういう時のために、何もストックしておかなかったんじゃないの!
あー良かった良かった!」などと独り言をつぶやき(←ほとんどアブナイ人です・・・)、深呼吸してまた仕事部屋に戻ったりするのです・・・。
みんな同じですよ。アブナイ時には、柿茶をいっぱい飲むって方法もありますね。私はよくやります!
私はこの療法で一番苦しいのは、食事に行くことでとってきた人とのコ
ミュニケーションを絶たれたことなのですが青木さんは、どのようなこと
ですか?
ん〜〜そうですね。私の場合は、臨機応変に対処しようと思っていますから、みんなと食事に行くのはいけないとは思っていないんですね。毎日脱線という状況になってしまったら困りますが、そうでなければ、今のところあまり問題ないかな、と思います。
自分の中では、基本的には社交辞令でお付き合いをしている人というのはほとんどいないのです。会ったりお話したり、メールを書いたりしてお付き合いしている人々は、私にとっては皆とても大切な人です。食事に行くことでコミュニケーションをとっている人というのは、そんな訳でいません。行かなくても関係が成立する人ばかりなんです。Kさんも、案外そうやって割り切ってみたら、みなさんお食事なしでもお付き合いしてくださるのかもしれないですよ?
私にとって、この療法で一番苦しいのは、私が果たしてこの療法を続けさせていただけるだけの力量があるのかしら、と悩んでしまうことです。甲田先生は私に、この療法を極めれば絶対に病気は治るとおっしゃいます。そしてこの療法の行き着くところは、世界平和であり、個人の健康や幸せだけではありません。そうした真理を、こんなちっぽけな私が(あの、図体は大きいんですけれどもね)、ちゃんと極めることができるのだろうか、と考えると苦しくなるんです。
でも、そうした不安が起こる度に、そんなことを考えるのはやめよう、とにかく前を向いて、自分のできる範囲から進めて、そして祈ろうって思うのです。健康になること、幸せになること、まわりのみんなも、そして世界の人々や他の動物、植物、自然・・・あらゆるものの平和を祈る・・・。そういう気持ちを忘れないように、謙虚な気持ちを忘れないように、静かに祈ろうと思います。
私は一度死にそうになったものですから、今は何やら大きな力で生かされているような気さえします。自分の努力ももちろん必要ですが、その努力の先には、何か大きな別の力が働いているような・・・。
うまく説明できませんけれども、そんなふうに思えるのです。
少なくても、落ち込まないように、日々元気に過ごすように心がけています。
さあ、今日は盛り沢山です! 3通目をご紹介いたしましょう。
Cさんからのメールです。ありがとうございます。
私はこの1年ほど、甲田先生の本をいくつか読み、感心するとともに、自分
が今まで、現代栄養学のもと、あれも体にいい、これもいい、とおもって、
いかに「食べすぎ」ていたかを痛感し、他にも、マクロビオティックやベジ
タリアンの考えにも触れ、幕内秀夫氏や、森下敬一氏などの本もかじって
ちょっとだけ食生活が変わったような状態の私です。
確かに触発され、食生活は変わりますよね。
今まで中心だった、肉、卵、乳製品を控えることはそんなにたいしたことで
はなかったのですが
やはり、甘いもの、粉製品(お米以外のでんぷん質のもの、パンやケーキ類
など)を控える、やめる。。というのは、なかなか難しいです・・(>_< )
わかります、わかります!
一時期、がんばっても、やっぱり続かないです。
それと、小食というのも・・(ついつい食べ過ぎます(T_T))
それは本当に、ほとんど皆さんそうなんですよ。
青木様は、ご病気を治すためとはいえ、
あの食事を「続けて」おられるのがすごいと思います!
それも、お子様の食事を作りながら・・・
いえいえ、まだまだなんです。煩悩がありすぎて・・・。
私も夫、子どもがいますので
「このところ食べすぎだから、夜ご飯ぬこうかな」と思っても料理が出来
上がってしまうと、「ま、ちょっとぐらいいっか」となり、そのちょっと
がちょっとじゃすまなくなって・・・・(T_T)
あ、それはわかります。息子が変な残し方をしたら、捨てるのはもったいないし、翌日まで大丈夫かな、ダメだったら私が食べるしかないかな、などと考えますね。今では、食事が残らないような作り方を工夫しています。これ、小食になる秘訣のひとつなんですね。
もともと、大食いの早食いなのでついついパクパクッといってしまい
ます(T_T)
そして罪悪感・・・・・・
子供がいると、ついつい自分のことを後回しにしてしまって、早食いになってしまいますよね。偏食になりがちだし、時間がなくて食べられなかったことが気になって、後でバクバク食べてしまったり・・。それは私も同じです。というか、同じでした!(過去形であえて書きます。)
「小食」がいかに難しいかは、甲田先生も本の中でよく書いておられますが
本当にそのとおりですよね。
食べれば食べるほどもっとほしくなる・・
自分の欲の深さに本当に情けなくなります。
これは仕方がないんです。み〜〜んな情けなくなるんですから。でも、健康でいらっしゃるのに小食を心がけようと思われて、そしてできるだけトライなさっているのですから、ご立派です! 徐々にできるようになりますよ!!
いくつかの本でも体験談が載っていますがまさに、今、実践しておられる方の
文章を見ることができてなんだかとってもうれしいというか、「効果は本当
だったんだ〜〜」と確信をもてたと言うか。。
効果は本当です!! もっとしっかりとやっていれば、もっともっと効果をお見せできるんですが・・・。トホホ
私は特に病気を持っているわけではないのですが精神的に弱い面があり食事で
ストレスを発散させてしまっているところがあります。
ほんとに、食べだしたらとまらない時があるんです・・
それに、便通がイマイチです。
ストレスで食べ過ぎる・・・・。これもよくあるパターンですよね。私も昔ありました。私の場合は、やっぱり甘い物を沢山食べてしまいましたね。アイスクリームなど、3個なんてあっという間に食べてしまったし、チョコレートも1枚でも2枚でも、あればあるだけ食べていました。それと、ストレスではなく、労働して身体が疲れるとついつい甘い物を口に入れてしまうってこともありました。一番いけないのは、空腹の時にそういうことをすることです。そして早食い。できるだけスローフードを心がけるようにすると、自然に食事の量が減ってきます。それから、ぐーっとお腹が鳴っても(これは特に午前中なんですけれども)、そこをしばらく我慢すると、不思議なことに空腹感がなくなったり、便通が良くなったりします。甲田先生は、この空腹感を「偽腹」とおっしゃいますけれども(ものすごいネーミングですが)、実際そうなんです。
これは一度、騙されたと思ってぜひお試しください。体調とか、前日に食べた内容物にもよるのかもしれませんけれども、本当に偽腹が通り過ぎると、心身共にすっきりします!
お話を見ていて、体をスッキリさせるため、宿便を出すため、そして、食を
制限することで自分を見直し、心をきたえるために、一度入院して断食をし
てみたい・・と思ってしまいました。
入院というのは、少しくらい意志が弱くても、仲間もいますし励ましあってできるので、(それに他の家族の食事を考えなくて済みますし)なかなか良いですよ。私こそ本当に精神面でダメなところがあるので、入院は理想的です。来春と、2005年にも入院をさせていただき、長期断食に挑戦したいと思っています。健康でいらっしゃるのだったら、効果はかなり早くあらわれますよ。しかも、健康な方が断食をされると、みるみる綺麗になっていくんです。素晴らしいって思います。(私の入院体験の日記参照)
日記を読ませて頂いて、さっそく青汁つくってしまいました(~_~;)
以前も一度甲田先生の本を見て作ったことがあるのですが250グラムの
葉っぱと根菜ってすっごい量になりますよね(>_< )
150gの葉っぱと、後は人参、りんごやセロリなどですね。
見た目は多いけれども、ミキサーにかけてしまうと、それほど多くはありませんよ。あまり水分を入れすぎないのがコツです。
どろどろのまま食べようかと思っていたのだけどとちゅうでギブ。
えー! そうですか!? 私はとっても美味しいと思いました。
本当はそのままで食べたいくらいなんです。でもまだ、甲田先生のお許しが出なくって・・・・。青泥の状態で食べると、満腹感がすごくあって、それからの時間が楽になるんですよ。
残りはザルでこしてのんだので、今話題?の「青汁のカス」ができました!
そしてそれをどうしようかと思い。。
グリーン・ピューレですね!(笑) やはり考えてしまいますよね。
おからとジャガイモをすったもののおやきの中に入れてしまいました〜
だんなが「この緑は何?」といってましたが
「カス」とは言わず、「やさいジュースの残り」とか何とか適当に言って
おきました(~_~;)
味は、悪くはなかったです。ちょっと青臭い感じがしましたが。
モロヘイヤの粉があるんですがそれを入れたときと似てたかな・・
なるほど! それは美味しそうな感じ! 今度からカスとは言わず、「あら、それはね、グリーン・ピューレよ。特別なビタミン豊富なピューレなの。」とおっしゃってくださいね! ご主人が「おー、僕のためにわざわざそんな健康に良い物を買ってきてくれたんだ!」って思うかも・・・・♪
自分のためというよりも世の中のために小食を!という考えにはすごく共感
できます。
でもどうしても「おいしいもの」には流されてしまう・・
まだまだダメですね・・(>_<)
無理に思わないで、少しずつでも真理に向かっていけばいいんじゃないかなって、私は今思うんです。どうでしょう? そのうちに、「美味しいもの」の概念が変わってくると思います。実際に私は、どんどん味覚が変化してきているのを感じるんです。好きだった物を、脱線して食べてしまおうと思うと、舌がぴりぴりして美味しく感じなかったり、欲がなくなったり・・・。もう最近では、子供の食事を作っても、食べたいってあまり思わないですから。とはいえ、まだまだしっかりとは生菜食Bを守ってはいないんですけれどもね・・・・。
これからも、断食日記楽しみにしています。
青汁のカスの活用も楽しんでみています。
ありがとうございます!
日記を読ませて頂いていると、なんだか、とても親近感が持てるというか、
本断食はやったことがないけれど食に対する気持ちで「わかります〜!」と
いうところがとてもあります。
そうですか! それなら良かった! 嬉しいです!!
きっと、甲田療法や、他の食事療法で病気を治そうとしている方がおられたら
はげみになられるんじゃないかなと思います。
何も迷いなく、仙人のような生活ができる人の文章を読んでも「自分とはちが
う」と思っていしまいますもんね・・
結局のところ、迷走ばかりの私なんですよ。でも、正直に書かなければ意味がないですからね。自分は凡人なんだってことを自覚して、それならばどうやって真理に近づくことができるのか・・・日々考えながらありがたく生菜食をいただいています。(黒パンの脱線付きですが・・・)
思いをそのままつづっておられるので、とてもよくわかるし、
読みやすいです。
何よりも、ご病気が治りますように!
そしてこれからのご活躍、応援しています。
ありがとうございます!! このサイトを読んでくださっている全ての方が、小食に目覚めて、皆健康になって幸せになりますように!!
みんなで健康になりましょう! そして幸せになりましょう!!