毎日出版文化賞

2008-11-28 山田 信也

 

スタジオ・ポットでデザインを担当した「哲学の歴史 全12巻+別巻1巻」が、『毎日出版文化賞』特別賞を受賞しました。25日の火曜日に贈呈式と記念パーティがあり、沢辺・和田・山田の三人で出席してきました。個人的には、なれないスーツを着てとても疲れましたが、式中の受賞者の方々の挨拶のお話が、興味深くておもしろかったです。

写真は、受賞式の様子(撮影・沢辺)と着物の和田さん(撮影・大田)です。

いつもは、ネタがなく当番が回ってくると書くことに窮するポット日誌ですが、今回は、ネタはあるのに、何を書いていいのかわからないめずらしい当番の回でした。

すみません。これにておしまいです。

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同級生とシェイクスピア・ソナタ

2008-11-26 那須 ゆかり

同級生といえば、私もこの週末、小学校、中学校、高校と同じだった同級生たちと原宿でご飯を食べた。
田舎出身者なので、小学校から高校まで同じという同級生が50人以上はいる。
ヘタしたら幼稚園も一緒という人も10人くらいはいる。
都会じゃ考えられないかもしれないけど、つまり、18年間はほとんど同じ顔の中ですごしてきた。
18年も一緒だったらもう兄弟同然かと言われそうだが、ところがそうでもなくて、
気楽にしょっちゅうつきあえるのは、18歳以後の人生で出会った人のほうだったりする。
けれど子供時代を共有していたというのも、それはそれで不思議な感覚もあって、
ここ4、5年会うことが増えてきた。これも年をとったということなのか、な?

さて、その中の一人の話。
娘が大学を卒業して、この春就職した。
その企業は大手だけれども部門がいろいろ分かれていて
娘が採用された部門は数人の新人しか採用されなかったそう。
そのわずかな新人の中で、娘はものすごい気の合う友だちがひとり出来た。
ノリも笑いも合う、らしい。
話していくうちに自然にこんな話も出る。
「出身も大学の地元なの?」
「ううん。マルマル県」
「へーうちのお母さんもマルマル県だよ」
「えっ、マルマル県の何市?」
「マルマル市」
「えー! 私、そこの隣のペケペケ市! でもお母さんはマルマル市出身なんだよ」
「へえー。お母さん今何歳?」
「37歳」
「ええーうちのお母さんも37歳!」
「高校とか一緒だったりしてねえ。高校どこか知ってる?」
「うーんと確かマルマル高校」
「えーうちもー!!!」
「じゃあ同級生だったりしてー!」
「えーそうかもー!」
「キャー」
(会話はすべて私の想像)
そんなこんなで会話は終わり、家に帰って娘二人は親に報告。
親たちはさっそく娘を通して相手の旧姓を聞き出す。
そしたらなんと高校の同級生でしかも3年生のとき同じクラスだったことが判明。
なんたる偶然。
こんなこともあるんだねえとその偶然にみなで驚いた一日だった。

しかし、のんびりこんな日記を書いている場合じゃありません。
今日は岩松了さんの新作戯曲『シェイクスピア・ソナタ』の入稿の日です。
12月中頃書店発売です。
戯曲はとっつきにくいと思っている方も多いでしょうが、はまると面白いです。
特に岩松さんの戯曲は面白い。

執拗に問いつめるセリフが続いたかと思うと、いきなりはぐらかされたりして。
親しいのかと思ったら、いきなり突き放されたりして。
言葉が放つ重さや、意味のなさや、いろんなことを考えます。
これまでも岩松さんの戯曲、いろいろ出してきました。ぜひ一冊手に取ってみてください。
そして新作も。
長くなりましたが、最後に一言、岩松さんのエッセイ集はこれまたむちゃくちゃ面白いです。

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○○○さん(高校の同級生)

2008-11-25 沢辺 均

追記○2008.12.16 12:30
たった今、この○から電話があった。いきなり、
「もう、あれ削除してよ」ときたんだな。
「電話までかかってくるんだから」と。
たぶん、あそこに書いてあったぜといった意味なんだろう。
だとしたら、○の名前で検索してるってこと?
ずいぶん気にされているんだ……。
そんでもって、名前を○○○にすることにしました。
それから「色っぽくない○です」と皮肉も言ってやがった。
○が色っぽいくないのではなく、ボクとの関係がぜんぜん色っぽくなかったよ、
という意味なので、念のために補足しておきます。
↑ここまでが追記です。

神保町ブックフェアに出展した。
店番は主に尹と那須と大田がやってくれたので、ボクはほとんどやらなかった。

そんで、ボクがいないときに高校時代の友だち(女)がワゴンで「沢辺はいますか?」みたいなことを聞いてきたようだ。
○○○(多分漢字はこれで正しいハズなんだけどナ)というやつ。
ゼンゼン色っぽいことはなかったんだけど、どういう経緯かそいつん家にいったコトがある。
お袋さんが、めしを食わせてくれた。
初対面のお袋さんは、でも何だか前からの知りあいのような感じがした、ハズ。記憶では。
同級生の女の子の家なんか、多分そいつん家しか行ったことがなかった。
娘の友だちを家に呼ぶのが好きなお袋さんダッたのだろうか?

その後、一度ポットに電話してくれたようなんだけど、外出していたのか打合せ中だったかで、
その電話も受けられなかった。

おい、○! も一度でんわくれよ。
こっちは、おまえの連絡先わからないんだからさ。
待ってるぜ。

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理科はおもしろい

2008-11-22 佐藤 智砂

理科の教材の仕事をしている。とてもおもしろい。

たとえば熱の伝わり方にも、伝導、対流、輻射があって、たきびの熱は輻射だとか

「へぇー!」がいっぱいある。学校で習ったに違いないんだけど覚えていないし、覚えていることも

おもしろいと感じたことはなかった。

あの頃は、そういうことをおもしろいと思える頭がなかったんだろうな。

今はおもしろいのだけれど、物理の計算が理解できない。

式が書かれていて「こうなります」と答えがあるのだけれど、さっぱりわからん。

そこで、現役大学生の大田に教えてもらった。

何度も何度も説明してもらって、ようやくわかったような気になった。

きっと大田は私がどこがわからないのか理解できかっただろう。

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琵琶湖初体験!

2008-11-20 五賀 雅子

今週初め、仕事で琵琶湖の研究所に取材に行った。

なんと、琵琶湖初体験! 滋賀県にあるとは知っていたが、

京都駅から近いことや、北湖、南湖があることなど、

まったく知りませんでした。

琵琶湖といったら、生活排水の洗剤浄化作戦や

鳥人間がまず頭に浮かぶくらい。関東人にとって、

関西方面は以外と遠い世界なのでした。

って、私だけ?

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TPD

2008-11-18 大田 洋輔

最近、東京パフォーマンスドールに興味津々です。

11月5日にアルバム『東京パフォーマンスドール GOLDEN☆BEST』が発売され、
それに合わせて8日にはロフトプラスワンでトークライブも行なわれた東京パフォーマンスドール(TPD)です。

TPDが活躍していた90年代前半は「アイドル冬の時代」と言われていますが、
だからといって歴史に残るアイドルがいなかったわけではありません。

だもんで、当時のミニコミを古本屋で捜して購入したり、
年上のアイドル好きの方に譲っていただいたりしております。

今日読んでいたミニコミでは、
90年頃のアイドルが好きな人の中には伝言ダイヤルで情報交換をしている人もいた、
ということを知りました

その他にも、インターネット世代(84年生まれ)の自分が小学生の当時大流行した
『恋しさと せつなさと 心強さと』や『DA.YO.NE』の背景には様々なものがあったんだなー
などと、感心することしきりであります。

アイドルは刹那的で儚いからこそ魅力的だ、
というのも一面では真実だと思いますが、
10年以上の時を経て色あせない魅力があることも、また真実。

様々な記録を残してくださった当時のファンの皆様に感謝しています。

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11.30 ライブ・勝手にしやがれ 4(追悼・谷幹)

2008-11-15 沢辺 均

ボクが参加してるバンドのライブの4回目をやります。

前回は2008/03/29に新宿でやったのですが、その時にベースで参加した谷幹という男が、ガンで死にました。
8月です。
谷は、ボクの高校生の時の友だち。学校は違ったんですがね。

2回目のライブをやる数ヶ月前に「ネットで沢辺の名前を見つけたから」といって、ポットに電話してきたのです。
高校生のころに、ギターをちょこっと教えてもらったことがあるし、ベースがいなかったのでムリヤリ仲間にしたんです。
でも、残念ながら、ガンで逝っちゃった。
そんでもって追悼ライブ、というワケです。

とは言ってもライブはただ普通にやるだけ。
どうぞみなさんご参加ください。

ちなみに、当日やる曲は、
(You Make Me Feel Like) A Natural Woman/真夜中のエンジェル・ベイビー/Honky Tonk Women/Hotel California/Time After Time/スタンド・バイ・ミー/タイムマシンにおねがい/デイ・ドリーム・ビリーバー/フレンズ/ロックンロール・ウィドウ/亜麻色の髪の乙女/雨あがりの夜空に/雨の御堂筋/勝手にしやがれ

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ライブ・勝手にしやがれ 4
2008.11.30[偉大なベーシスト・谷幹追悼コンサート]

青木(g)+木谷マキ(d)+ミナ(vo)
沢辺均(g)+ハル(vo)+日野智(b)+本多羅々(g)

ゲスト 赤塚ブルースサミット

●日時 2008年11月30日(日)
17時開場/17時30開演/20時終了(その後打上げ)

●場所(ライブハウス)
らいぶ食堂KITAROH

http://www.kitaroh.jp/

大田区大森北1-35-8 グリーンビル3F
tel. 03-3767-1012

●主な内容
・勝手にしやがれライブ
・ゲストバンド[赤塚ブルースサミット]あり
・バンドをバックに「生オケ」コーナーあります/楽器参加も大歓迎!!
 ぜひ一緒にやりましょう。
※唄、楽器等で参加ご希望の方は直接メンバーまでお知らせください。
※事前にご連絡いただければ、歌詞+バンド用のギターコード譜はこちらで用意します。
 もちろん当日の飛び入り参加も歓迎します!
 その際は歌詞+ギターコード譜(4部ほど)をお持ちください。

●特色
おつまみ程度のものは料金に含まれます。
飲み物は、焼酎、ウイスキー等のボトルもご用意しています。お水と氷は無料ですので数人でご注文されるのでしたらこちらの方が割安になります。
参加(飛び入り含む)歓迎のライブです。

●料金
2,500円(予価)

●定員
30人

●申し込み
お近くのメンバーか、kin@pot.co.jpにメールでお申し込みください。

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東証にて

2008-11-13 上野 絵美

今日は仕事で東京証券取引所に行きました。
と言うと、なんかかっこよさげ!ですが、別に株をどうこうしにいったわけではありません。見学です。

先月は「あんふぁん」の記事のため、ファイナンシャルプランナーの方に取材し、原稿を書きました。

お金関係の流れがきてるような…。
今まで興味なかったけど、宝くじでも買ってみるか…。
でも、1等当たっちゃったら困るなあ…。
何に使おうかな。
とりあえず、服は買う。
貯金できる自信、ないなあ。

東証で「投資信託の基礎」講座を受講していた若い女性たちは、
きっとこんなバカなことは考えないのだろうなあ。
堅実って、なんなんでしょう。

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今日のH&M

2008-11-12 和田 悠里

毎朝、通勤の最中にH&Mの前を通ります。まだ入った事はありません。
もうちょっとほとぼりが冷めたら、平日昼間に時間をずらして行って、
行列に並ばずに入店して気兼ねなくうろうろしようと思います。

8日の開店前日から当日朝にかけては店の前からぐるっと表参道を通って
原宿駅あたりまで行列ができたそうです。WWDの編集長は自ら11時間並んで
コラボ商品を買っていたらしいし、開店前日の行列はファッション系業界人も
集まっていたのではないでしょうか。その行列見たかった!

月曜日は失念しましたが、火曜日は表参道の交差点の前まで、
今日はラフォーレ原宿の半分くらいまで行列していました。
(午前10時半から45分くらいのチェックです。)

噂のコムデギャルソンコラボ商品は、数日で売り切るように生産したとの
事なので、結構な数作ってるんじゃないでしょうか。
昨日の夜閉店後のH&M前を通った時には、まだドット柄のアイテムが
店内に残っているのが外から確認できました。

gapやZARA、ユニクロ、H&Mなど、ファーストフードのように
低価格でそのシーズンの流行の服を売ることを
ファーストファッションというそうです。
私の持ち物はファストファッション系の価格帯の服中心なので
ファーストフードが主食みたいなものです。
主食級の価格帯の商品を普通に買っている普通のOLが
どれほどいるものなのか不思議です。

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この秋、最強のデートムービー

2008-11-10 尹 良浩

らしい、『レッドクリフ Part.I』を観に行ってきました。男ふたりで。

テムジンの生まれ変わりらしい人(または信玄の生まれ変わりでもあるらしい人)が撮った『蒼き狼』はもはやそういう次元じゃありませんでしたが、半端知識を持ってしまった歴史もの超大作は大抵肩すかしになるので、あまり期待はせずに観に行きましたが、思ったよりおもしろくて良かったです。

とりあえず「『三國無双』周瑜を中心に〜」といったカンジでした。

これなら『Part.II』も観たいです。半年後ですけど。諸葛亮、普通に風吹かせるだけの人になりそうですけど。とりあえず、黄蓋の活躍に期待してます。

和田さん情報によると、このレッドクリフ、Part.I、Part.IIと2つに分けた理由が、全部で5時間にもなっちゃったことと、撮影費が膨大になっちゃったためなんだそうです。いわゆる超大作も超えちゃったという、なぜ途中で気付かなかったのかという気もします。本で言えば上下巻に分冊した、と言ったところでしょうか。

ポットでは上下巻の本というと『君よ知るや南の獄』があります。

これは頁数が膨大で分けたのですが、超大作です。1冊にすると800ページあります。かなり読み応えがあると言うか、なぜこんな酷いことを……というシーンが全体の7割を占め、そしてそして、最後の最後に感動のラストが……。

超大作は長い分やっぱりラストが良くなきゃダメですね。レッドクリフもそこんとこよろしくしてほしいところです。

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通販

2008-11-08 山田 信也

『装幀の美 アール・ヌーヴォーとアール・デコ』という本をネット通販で古本で買いました。6000円でした。昔図書館で見たことのある本で、ふと、また見たくなって、googleさんをたよりにさがしだすことができました。ただ、金曜日着で自宅に宅配便で届いても、うけとることはできないのでした。

土日で引き取って、休み中に眺めたいと思います。

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