2008-10-04

VHS

俺の住んでいる新宿区では、ゴミ出しの際、カセット・テープやビデオ・テープは燃えるゴミとなる。
それを知ったのは意外と最近で、知ったときは結構びっくりした。

DVDの普及で、映像ソフトを収集する上でVHSってこんなに場所取るんだ!と思ってしまったからは、かつては大事な友達だったVHSに「お前、ちょっとでしゃばりすぎ」と冷く接してしまうようになってしまった。
買ってないな。VHS。もうここ何年も。

あの、繁華街によくある、ほら、例の、
「10本1万円」
とかってやつ。
あの時代はVHSを10本抱えて帰っていたんだよな。それで、電車とか乗ってたんだよな。

最近、河原かどっかに大量のエロビデオを遺棄して捕まった人がいたけど、ビデオ・テープってのは処分に困る。買い取りも現在は殆どやっていないし。

こっそりと、すこしづつ、燃えるゴミにしのばせる。でも、ビデオ・テープの重さが、ゴミ袋に燃えるゴミとしての違和感を与える気がしてしまって。それがどうにも恥ずかしくって…
俺は、さすがに河原に棄てたりはしなかったけど…
まあ、その、あれだ。
まったくもって、生きていくうえで悩みは尽きないってことだ。