いただいた本●異界の論理─写真とカタストロフィー
アトリエサードさんからいただきました。
書名●異界の論理─写真とカタストロフィー
著●飯沢耕太郎、相馬俊樹
発行●アトリエサード
発売●書苑新社
定価●1,800円+税
2011年6月26日発行
ISBN978-4-88375-127-3 C0070
四六判/192ページ/並製
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●紹介
《トーキングヘッズ叢書(TH Seires)に連載されていた異色の対談シリーズが単行本に!》
危険な想像力にあふれ、常識を揺さぶるアーティストたちのシャーマン的資質とは!
19世紀以降の、写真表現をはじめとする異端の系譜を追い、
そこに「アーティストのシャーマン的資質」と「異界の論理」の特性を浮き彫りに。
イオネスコ、ジル・ベルケ、ウィトキン、フォコン、荒木経惟、釣崎清隆、安楽寺えみなど、
異端的アートの魅惑を語った対談集!
「アーティストの役割というのは、われわれになり代わって、そうした異界を見てきてくれることだと思う。
それはとっても危険なことだし、向こう側に行って帰ってこられなくなることもあるわけなんだけど、それを代わりにやってくれている。
やはり、いいアーティストというのはそういった部分をかならず持っている」
――飯沢耕太郎
●目次
前書き(飯沢耕太郎)
現代デカダンス考~孤高者たちの滅びの美学
カタストロフィーの詩学~終末的ヴィジョンと写真
シャーマン的アーティストの魅惑~異界の論理への感応力
純潔への畏怖心~処女性と表現者の慎み深さ
エロティック・アートシーン再考~「危ない」アートの黄金時代
補論・写真家とそのギフト~写真表現の現状とその魅力
後書き(相馬俊樹)