2010-11-26
いただいた本●『電子書籍奮戦記』『本は、これから』
ボイジャーの萩野正昭さんからいただきました。
書名●電子書籍奮戦記
著者●萩野正昭
発行●新潮社
定価●1,300円+税
四六判変形/223ページ/並製
ISBN978-4-10-328411-6 C0095
●版元による紹介
No Amazon,No Apple,No Google!!
黎明期から20年近く地道に電子出版に携わってきた「Mr.電子書籍」が、その過去から未来までを自らの軌跡と共に縦横無尽に語る。儲からなくても「やめようと思ったことは一度もない」と断言し、大企業の寡占に異を唱える、刺激的なメッセージを掲げながら目指す新たな「出版」の形とは? 現状分析にも役立つビジネスノンフィクション。
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書名●本は、これから
編者●池澤夏樹
発行●岩波書店
定価●820円+税
新書版/240ページ/並製
ISBN978-4-00-431280-2 C0236
[2010年11月発行]
●版元による紹介
グーテンベルグ革命から5世紀.電子の端末が膨大なコンテンツから美しい「ページ」を開くこの時代,あなたにとって「本」とはいったい何か.それはいかに変貌するのか.書店・古書店・図書館・取次・装丁・編集,そして練達の書き手・読み手の位置から,鋭いアンテナの持ち主が応える…… 本の過去と未来を俯瞰する37のエッセイ
●目次
序 本の重さについて 池澤夏樹
電子書籍時代 吉野朔実
本の棲み分け 池内 了
発展する国の見分け方 池上 彰
歩き続けるための読書 石川直樹
本を還すための砂漠 今福龍太
本屋をめざす若者へ 岩楯幸雄
書物という伝統工芸品 上野千鶴子
活字中毒患者は電子書籍で本を読むか? 内田 樹
生きられた(自然としての)「本」 岡﨑乾二郎
本を読む。ゆっくり読む。 長田 弘
装丁と「書物の身体性」 桂川 潤
半呪物としての本から、呪物としての本へ 菊地成孔
電子書籍の彼方へ 紀田順一郎
実用書と、僕の考える書籍と 五味太郎
永遠の時を刻む生きた証 最相葉月
綴じる悦び 閉じない夢想 四釜裕子
誰もすべての本を知らない 柴野京子
変わるもの、変わらないもの 鈴木敏夫
三度目の情報革命と本 外岡秀俊
私(たち)はなにをどう売ってきたのだろうか 田口久美子
最悪のシナリオ 土屋 俊
「追放本」てんまつ 出久根達郎
図書館は、これから 常世田 良
地域に根づいた書店をめざして 永井伸和
電子書籍のもつ可能性 長尾 真
和本リテラシーの回復のために 中野三敏
「買書家」の視点から 成毛 眞
届く本、届かない本 南陀楼綾繁
電子書籍がやってくる 西垣 通
出版という井戸を掘る 萩野正昭
「本ではない本」を発明する 長谷川 一
本と体 幅 允孝
大量発話時代と本の幸せについて 原 研哉
紙の本に囲まれて 福原義春
読前・読中・読後 松岡正剛
しなやかな紙の本で、スローな読書を 宮下志朗
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