図書館問題研究会・学校図書館問題研究会などの主催でおこなわれたシンポジウムでのレジュメです
『ず・ぼん(図書館とメディアの本)』から見る図書館
沢辺 均[ポット出版]
●『ず・ぼん』とは
○内容
○編集委員会
堀渡(国分寺市元町図書館)・斎藤誠一(立川市中央図書館)・手嶋孝典(町田市中央図書館)・真々田忠夫(埼玉県草加西高校)+佐藤智砂・沢辺均(ポット出版)
○発行部数と実売
@号 1994.7.20(定価2,000円)3,000部/1,850部 富山県立図書館
A号 1995.7.28(定価2,000円)2,500部/1,400部 メディアと差別
B号 1996.9.5(定価1,800円)3,000部/1,900部 図書人が植民地でやったこと
C号 1997.10.28(定価1,800円)3,000部/1,800部 大学図書館
D号 1998.10.23(定価1,800円)3,000部/1,450部 浪江虔
E号 1999.12.17(定価1,800円)3,000部/(2,600部) 児童書
●なぜ図書館をテーマにした『ず・ぼん』をだしたのか
○身近に図書館の本(雑誌)を出したい図書館員がいた
○図書館で買ってくれると思った→実際はそれほどではない
○本をテーマにした本を出したかった
●『ず・ぼん』を出す人から見て図書館員はどう映るか
○区役所職員時代に感じたこと
保育園・図書館・ケースワーカー/税保険料の徴収員
○多数派→何も考えてない人・図書館でなくてもいい人 少数派→一生懸命図書館の仕事を考えてる人
しかし、図書館の特性なのではなく、社会全体の縮図
○少数派は、図書館が閉塞していると感じているのではないか
その理由は、次のようなことに思える。
・図書館が注目されない
・本の世界そのものが後退している
・周りを見回してもやる気のある図書館員が少ない
○図書館員はこうだ、ということはない。図書館になにがしかの特性があるのではなく、社会全体の縮図であるにすぎない
●図書館員にやってもらいたい、いくつかのこと
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