2006-01-07
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
時間がなくて斜め読みもいいところだったのだが(ほとんどめくってるだけ)、とりあえず、最後までたどりつく。そうか、そういうことだったのか、とさまざまな謎が解かれて満足する。実は、本を読んだのはこれが初めてで、著者の豊穣としか言いようがない想像力に、圧倒された。この人、頭の中いったいどうなっているんだ! ふつうこんな物語を考えつかないよなあ。まあ、ふつうじゃないから、これだけみんなに愛されているわけだが。
きっとローリングさん、実際にお目にかかったら、相当おかしな人だと思う。ふだんからいったい何が見えてるのか。イギリスの水木しげる?(笑)
ディテールの発想力と、壮大な構成力の両方を兼ね備えた、まさに稀代の名作。4000円+税はきつかったけど、いい時間を過ごせた。
早く仕事が終わらないものかと伏見も叫んでみる。エクスペクト・パトローナム、守護霊よ来たれ!