2005-12-13
好きです、牛角
久しぶりに友達と焼き肉などしてしまった。行ったお店は、庶民の味方、牛角さん(「さん」づけはおかしいか)。昔の安価な焼き肉店のイメージというのは、なんかこう、うらぶれているというか、なまりのある日本語演歌が流れているような、どこか寒いものがあった。それが、牛角ときたら、安くて、キレイで、サービスも味も、すこぶるよろし。もちろん、100円袋詰めセールに通う伏見には、安いといってもけっこうなお値段だが、一人前ならそこらのゲイバーでウーロン茶2杯飲むのと同じくらいだ。
少なからずのゲイバーが接客のなんたるかも心得ず、行ったところで男ができるわけでもなし(それは自分の実力)。もう二度と来るか!と思いながら店を後にすることも少なくない。それに比べたら、牛角の満足度は200%くらいかもしれない。というのも、味ばかりでなく、店員までがけっこうイケてるからだ。
伏見の観察によると、牛角チェーンの店員のルックスは、かなり水準が高い。いろんな店舗で食したことがあるが、どこでもイケメンは多いし、ハズレ(どんな)がない。制服がこ洒落ていてその効果もあるだろうが、ふつうのファミレスなどに比べれば、景色は雲泥の差。
あれだけつぶが揃っているのは、バイト面接で外見のチェックポイントを入れていて、そのためにけっこうな時給になっているのか。と思って調べてみたら、時給は800-1250円ということで、普通と言えば普通。牛角で働くことが若い子たちのステイタスになっていて、それで応募者が殺到し選抜されるから質が高い、とも思えず。あるいは、かわいい子たちが働いていると評判で、あそこでバイトすれば恋愛チャンスがある!と思って若者が集まってくるのか(→としたら、舞台裏は恋愛関係でドロドロ→この男子アルバイトとあの女子は実はできていて、もしかしたらあっちの子とも三角関係だったりして→まさに「肉欲」まみれの職場環境→妄想はカルビの煙とともにモヤモヤとふくらんでいく)。
オバチャマ人格、起動!
なので、ジャニーズ顔の男子アルバイトがニッコリ近寄って来たりすると、ついオバチャマ、「お兄さん、塩だれカルビもう二皿くださる?」なんて気前よく注文してしまうの。これって牛角の企業戦略にしてやられてる?