2005-06-06

ナイトスクープ本をベタ褒めする

「探偵!ナイトスクープ」の企画立ち上げから、主に爆発卵が爆発して視聴率が30%に達するまで、そしてその後局長交代を経て現在に至るまで(は割りと駆け足に感じました)の番組の歴史が制作サイドの視点で書かれています。
テレビ番組の制作と出版物の制作では、別物でしょうが、ナイトスクープの番組のアイデアができあがるところは、先日沢辺さんから社員のみんなに支給していただいた「アイデアのつくり方」っぽい感じがしましたし、一行で説明でけへん企画はあかんのや、とかそこはかとなく役に立ちそうな立たなさそうな場面もちらほら。
初期の番組を支えたディレクターの人たちや、その後戦列に加わった新戦力の人たちが、当時だいたい今の自分と同じくらいか少し上くらいの年代で、我が身を振り返るとヘコんでしまうような、自分もがんばろうと思ってみたりでございました。
そして、本文も中盤をすぎたあたりに登場した、「アホって常に勝ち組ですよね。負けたことに気づかないですからね」っていうのに、衝撃を受けました。アホになりたい!、とうっかり思わずにはいられませんでした(自分がかしこいっていうことではなく弾けたいというかつきぬけたいというかこういうとそれはそれでまた誤解もあるかと思いますが)。「アホは常に勝ち組」、座右の銘にしたいくらいです。今後の日々の暮らしで全く役にたつこともなさそうですが、、座右の銘の意味が間違ってるかもしれませんが。。
カバーはややコテコテっぽいですが、カバーをはずすと黄色い角背の上製本でかわいい感じで(表紙が二色刷りでリッチな感じです)ブックデザインも好きです。
久しぶりに番組が見たくなってしまいました。が、テレビ神奈川、映らねー!