2006-07-13

子どもの頃の疑問

仕事で、「子どもが疑問に思っていること」を考えている。
例えば、「どうして勉強しなくちゃいけないの?」とか。
夜、日高と山ちゃんが残っていたので、二人に聞いてみたところ、日高は「今もわからないんですけど……」と前置きありで、
「骨髄でできた血液はどうやって出てくるのか?」
「世の中がお墓でいっぱいにならないのはなぜ?」

山ちゃんは、「どんなことを疑問に思っていたのか覚えていません」とつれない返事だったのだが、翌日、思い出してくれた。
「宇宙が誕生する前はどんな状態だったのか?」
「宇宙には果てがあるのか?」

二人とも賢い少年だったのね。

私は、夕方になると学校から流れてくる「遠き山に陽は落ちて〜」を聞くと、むしょうに淋しくなって、どうしてそんな気持ちになるのか疑問だった。
オトナになってからも、夕方は淋しくなるから嫌いだった。夕方もいいもんだなあと思えるようになったのは40歳を過ぎてからだ。
あれっ、「子どもの頃の疑問」をテーマに書こうと思っていたのに、「私って実は繊細な女なのよ」アピールの日誌になってしまいました。