2007-07-11

銀座は危険

先週末、プレゼントを買いに銀座へ行ってきました。とりあえずデパートに入り、なんとなく若者服コーナーを見ていると、心惹かれるものがたくさん…。プレゼントを買いに来ているのに自分の欲しいものばかり目が行くところは、小学生のとき以来変わっていません。「セール」の文字につられ気軽に手に取ってみると、2万や3万の値札が平然とつけられています。ブランド志向というわけはありませんが、やっぱりそれなりに値段の張るものは、良いものが多いような気がします。たとえ安くても、自分の思い描いたイメージにちょっとでも合わないと買う気がしないため、ああでもないこうでもない、なんで私の欲しいものがないの…と、いつも買い物は神経がすり減って疲れてしまいます。それに比べれば、たとえ手に入れることができなくても、ほんとに自分の惹かれるものばかりを眺めてうっとりしているほうが、よっぽどいい気分でした。しかしそんなものをずっと見ているうちに金銭感覚がマヒしてしまい、2万円もする服を、買おうかどうか本気で悩んでしまいました。最後まで後ろ髪をひかれながらも、どうにかプレゼントを買って、逃げるようにデパートを後にしました。
今でもまだ、5万円のワンピースに、ちょっとだけ未練があります。
冷静さを取り戻すまで、しばらく銀座には行けません。