2014-08-06

ポットの8月の新刊

暑い…。今年は冷夏じゃなかったのか…。

今日はポットの8月の新刊のご紹介を。

『潮目──フシギな震災資料館』

津波で流された家のガレキで建てた震災資料館の記録写真集です。
場所は、岩手県の沿岸部にある越喜来(おきらい)地区の海のそば。
地元の片山和一郎さんの発案で、
彼のユニークな人柄・行動力に魅せられ集まった人々の手によって一つひとつ育った建物です。
初期のころから「潮目」にかかわってきた写真家中村紋子さんの、
この建物の記録を残したい!という強い思いで、はじまった本です。

遊びにおいでよ、というキャッチコピーとともに8月下旬、刊行予定です。
写真集を買って、ぜひ潮目に遊びに行ってみてください。

『浪江虔・八重子 往復書簡』

町田市の図書館員が中心となって、刊行委員会を立ち上げ、
ようやく完成した本です。
町田市の(旧)鶴川村で「私立鶴川図書館」を50年間開いてきた
獄中にあった浪江虔とその妻八重子が、交わした書簡集です。