2013-08-18
岩泉、盛岡、遠野
お盆休みに、大学の同期が住む岩手県岩泉へ遊びに行きました。
去年、彼の結婚式のときに岩泉に遊びに行った以来、2度目になります。
さっそく子宝に恵まれ7月末に娘さんが生まれたそうなので、
盛岡にいる彼の奥さんと娘さんに会いに行く目的も兼ねて。
1日目は岩泉へ。
岩泉には宇霊羅山と龍泉洞という鍾乳洞があり、とっても良いところなんです。
同期の友人は奥さんの実家である早野商店さんで働いています。
http://i-hayano.jp
お盆ということで龍泉洞観光会館も合わせて大忙しのようでした。手伝う話も出たのですが結局力になれず。
岩泉駅にちらっと寄ったのですが、岩泉線というローカル線は運休のままでした。
この岩泉がご先祖の努力でどのように栄えてきたか、奥さんのお父様が教えてくださいました。
ちなみに宇霊羅(うれいら)山は、もともとはアイヌ語で「ウラーピラー」といい、「霧のかかる山」という意味なのだそう。そして岩手の土地は古いプレートで出来ていて、岩泉の地質は古生代のものも含んでおり、ミネラルたっぷりの水が湧き出ているのだとか。岩手すげー!
2日目は盛岡へ。
午前中、岩泉の安家洞という鍾乳洞を探険してから、盛岡へ移動。鍾乳洞に行けて満足。
赤ちゃんに会う。当たり前のことなのだけど、子孫繁栄とはこういうことを言うのだと思った。
奥さんが、連日連夜の赤ちゃんの抱っこによって手首を痛めて腱鞘炎になってしまったらしい。
こ、これは、ねんねこりんを送らねば!!
夜は、酒好きの友人に連れられワインバーへ。私は体調が良くなかったので飲まなかったのですが思いっきり楽しみました。友人は龍泉洞貯蔵の山ぶどうワイン「宇霊羅」を、ソムリエのかたと去年ものと今年もので飲み比べるために去年ものを持参していました。が、そのバーで出す今年の「宇霊羅」はあと3ヶ月ほど龍泉洞で寝かせるそうで、飲み比べることは出来ず。
3日目は遠野へ。
遠野には男根信仰があるそうで、「山崎コンセイサマ」(漢字では、金勢(精) 様と書く)へお参りしてきました。
アラサー独身男女3人、必死です。山の麓にある男根と女陰をかたどったご神体に、お祈りを捧げる。
コンセイサマは、子宝祈願だけでなく、豊作や成功の神でもあるという。産むという意味なんだろう。さらには山頂にある賽の河原とあわせて、死と再生の意味を持つのだそうだ。
遠野、すごく良いところでした。ビビッと来たので、次回は遠野に一泊することにしました。
それまでに柳田國男の遠野物語を読んでおきたいところ。
道中、大人げなくケンカをしたりと毎回なぜだか珍道中になってしまいますが、みんなの気持ちはひとつ。岩手が大好き。