2013-06-07

養子縁組ドキュメント

家庭の事情で保田家の養女に入ったので、
保田悠里(旧姓和田)になりました。

4日に有休を頂いて、オリジナル両親とニュー母と一緒に養子縁組届を出してきました。
当初の計画では午前から午後にかけて届けを出して、ニュー父のお墓にご報告をして、
これからよろしくね、と食事で親睦を深めるといったような予定で、
私もさすがに今日はちょっとしんみりしたりするのかな、と想像していたのですが……。

当日、オリジナル父とニュー母は渋滞に巻き込まれ合流できたのが午後3時頃。
何はともあれ手続きをしてしまわなければ、とハイテンションのふたりの勢いに
押されるようにバタバタと役所へ向かいました。

父の書き込んだ養子縁組届は書き込む場所から間違いだらけで
役所の人に赤点のテストを見るような困った顔で修正され、
私は、身分証明のために家族の生年月日を質問された時に、
家族全員の生年を覚えていなくて役所の人にやっぱり困った顔をされ、
すべて届けが終わったのは17時前でした。この日中に済んで本当に良かった…
オリジナル父とニュー母は、大冒険を終えたような清々しい顔をしていました。

「お父さんはもう嫁に出したような気分なんだって」とオリジナル母は言っていました。
二度の養子縁組を体験しているオリジナル父もそんな風に思うのか、と意外でした。
そこのところもうちょっと詳しく聞きたかったのですが、
結局そんな話をするタイミングもなく、ちっともしんみりしないまま
ニュー母からお茶っ葉をもらって帰りました。

これからは保田です。正直保田と呼ばれてもまだピンと来ませんし、
保田を使う機会は少ないかもしれませんが、大事にしていきたいです。