2012-11-28

はじめてのアイドル現場


『IDOL DANCE!!〜歌って踊るカワイイ女の子がいる限り、世界は楽しい 』がもうすぐ出来上がります。
ちょっと信じられないくらいの美少女、玉城ティナさんとドルオタウサギがカバーです。
帯をめくるとウサギがみなぎってますので、書店で見かけた暁にはぜひちらっと帯下を見てみてください。
また、表紙の玉城さんもしぬほど可愛いので、カバーもはがして見てもらえるとうれしいです。
そのままお買い上げいただけるともっとうれしいです。

せっかくアイドルダンスの本を作ったのだし一度生アイドルを見てみたいと思い、
著者の竹中夏海さんが振り付けている、ぱすぽ☆のワンマンライブに行ってきました。
もともとドルオタの兄のブログでアイドル動画を見たりしていて
そこそこのアイドル知識はありましたが、現場は始めてです。

野太い雄叫びと黄色い絶叫が響く2時間半。
メンバー9人がぐるんぐるんフォーメーションを変えてステージいっぱいに踊って歌って、
想像以上の全力勝負で、1日に2回公演なんてメンバー全員アスリートだと思いました。
身長高い藤本さんがすぐ目に留まって、この子はこんなにステージ映えして可愛かったんだなあとか、
ちっこい子同士をペアにするとこんなにおもちゃ感が出るんだなあとか、
あちこちに歌詞と振りのリンクを見つけたりとか、
本を読んでから見ると、こんな風に振り付け工夫されているんだ!と
実感する部分があってすごく面白かったです。

客席の一部を区切って女性専用ゾーンにしてあって、そこの後ろ側で見たのですが
私の身長(158cm)でも全体が良く見えてすごく良かったです。
男性ファンたちがヲタ芸したり改良サイリウム振ったりするのを見ては
「これが噂のアレか……!」と感心しました。柵から乗り上がるようにして見ている人もいて、
こんなに客席段差あったっけ?と思うほど盛り上がっていました。

女性専用ゾーンはもう少しおとなしめですが、ほとんど直立で見ている女の子が多い…?と思って
よく見たら、みんな体幹は揺らさずに手元で手話のようにびっちり振りコピしていてました。
印象的なところだけマネするのかと思ったら、フルで振りを覚えているようで
出たばかりの新曲でもほぼ全部踊っていました。すげえ。

私も振りコピしてみたら、本文中で大田が言っている
「振りコピしやすいのはさこちゃん」の意味がわかりました。
玉井さんのダンスは他のメンバーと同じカウントの振りなのにゆっくりに見えて
マネしようとするとこちらがカウントに合わせられない現象が起きました。
上手い人の踊りってなんでか同じ距離、同じ時間の移動がゆっくり見える気がします。
振りコピしようとして見ると、アイドル一人一人の印象がまた変わりますね。

森さんのダンスの全力感にこっちの息がヒュッて止まる瞬間があって、
まぶしいなー可愛いなーと思ったので、個人的な推しは森さんです。

ライブに行ったことがある人も、行ったことがない人も、
読むとダンスを見る時に新しい発見があると思います。
「IDOL DANCE!!!」どうぞよろしく。